2008年2月28日木曜日

平・塩の白鳥


冬場は早朝の散歩を休みがちになる。

たとえば、6時。
まだたっぷりと暗い。
ついついふとんを背負ったヤドカリになってしまう。

でも、光の春と寒さの冬の綱引きが始まった。
防寒対策も山場を越えた。

冬の始まり――。手袋をする。少し日がたつとマフラーを巻く。耳あてを調達する。鼻水が出始めるころには、マスクが欲しくなる(マスクをしたら眼鏡が曇った)

それを今度は逆にはがしていく。
春の始まりだ。

散歩をする理由は、第一にはメタボ対策。
第二には、いわき市平・塩の夏井川で越冬しているコハクチョウと対面するため。
第三には、朝の澄んだ空気を吸っていると体内の酒毒が薄まるような気がするため。

この冬は、それでなんとか朝の散歩をやり続けた。

ハクチョウたちの行動もたっぷりと見た。
コクチョウ(黒鳥)もしばらく滞在して、アマチュアカメラマンの格好の被写体になった。この迷い鳥は、水戸・偕楽園そばの千波湖で繁殖したうちの1羽ではないか、というのが「鳥見人(トリミニスト)」の見解のようである。

平・塩のさらに上流、平・平窪のハクチョウ=写真=は早くも北帰行を始めたらしいという。ピーク時で470羽、数日前に430羽いたのが、2月26日朝には320羽に減ったという。

人間の体感では「寒さの冬」が勝っているが、生き物たちはいちはやく「光の春」を感じ取っている。
平・塩のハクチョウたちも順次北へ飛び立ち、翼をけがして飛べない3羽(左助・左吉・左七)がまた、今年も残されることになるのだろう。

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