2008年4月3日木曜日

サクラ咲く


今朝(4月3日)は少し早めに散歩へ出かけた。

【コハクチョウ】いつものように平中神谷と塩の境に立って、双眼鏡で夏井川に残留しているコハクチョウを確認する。「左助」「左吉」「左七」のほかに、幼鳥1羽がMさんにえさをもらって食べていた。

下流へ向かって岸辺のサイクリングロードを歩いていると、堤防の上からMさんが車を止めて話しかけてきた。
「(3羽のほかに)1羽が残った」
「幼鳥ですか」
「(うなずきながら)普通より小さい」
「体力がないんですかね」
「飛べるんだけど、どこかけがしてるようなんだ。帰って行くのは無理だっぺ」」

Mさんの世話で体力が回復することを祈るしかない。そうなれば、これから何度か立ち寄るだろう、南からの北帰行グループに合流して飛び立てるかもしれない。

【ソメイヨシノ】国道6号バイパスの橋の下をくぐり、さらに進む。市の北部浄化センターがある。センター前の堤防は菜の花が満開だ。センターの敷地のはずれまで行って、堤防沿いに植わってあるソメイヨシノの本数を数える。およそ60本。「百本桜」ではなかったが、やはり見ごたえがある本数だ。

見ると、チラホラ花が咲いている=写真。犬を連れて散歩をしている男性がケータイをかざして写真を撮っていた。私もデジカメで「パシャパシャ」やる。
ときどき顔を合わせる「散歩仲間」のおばさんがあいさつをして通り過ぎる。
男性が「咲きましたね」と声をかける。
男性もやはりサクラの開花を待望していたのだろう。

堤防の上のピンクと土手の黄と、間もなくここは鮮やかな絵の世界になる。

【サイクリニスト】堤防を上流へ向かって歩いていると、市役所OBのHさんが自転車でやって来た。
「塩のソメイヨシノはどうですか」
「駄目だね。天狗巣病にやられて」
咲くことは咲くが、パッとしない――ということか。
ところで「どちらへ」
「仁井田浦の方へタラボをチェックに」

サクラが咲き出すと、ふらふらと浮かれ歩きたい気分になってくる。Hさんも「歩き神」にそそのかされたクチなのだろう。

そう言えば、堤防の近くにあるTさんの家の「四季咲きサクラ」もチラホラ花を付け始めた。

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