2008年7月31日木曜日

ネコは涼しいところへ


おととい(7月29日)、きのうと少し乾いた空気が戻ってきた。粘りつくような蒸し暑さが小休止しただけでも心地よい。とはいえ、小一時間も歩けば汗まみれになる。エアコンのないわが家では扇風機が欠かせない。

ネコもこの暑さがこたえるらしい。日中は思わぬ所でゴロ寝をしている。今は使わなくなった子どもの机の下、洗濯機=写真=や冷蔵庫、タンスの上、人間のベッド。場所も茶の間よりは暗く涼しい北側の部屋や通路で休んでいることが多い。

窓という窓、戸という戸を開けているので、よそのネコが忍び込むのも簡単だ。台所に上がり込んで飼いネコのえさをカリカリやっている。「コラッ」と一喝すると、台所の窓から、茶の間から慌てて逃走する。茶碗が落ちて割れたこともある。

庭の木からひさしに跳び移り、屋根瓦を伝って2階のテラスにやって来たあと、開いている窓から入り込んで階段を下りて来るネコもいる。飼いネコがその手で家に帰還したのを見て学習したらしい。

さすがに家の中に入り込んで涼んでいるような野良ネコはいない。いや、1匹いるか。どこかの飼いネコなのか、茶の間で人間が休んでいると、しばらくして急ぎ足で目の前を通り過ぎる。飼いネコかと見れば、そうではない。で、一喝すると、こちらを振り返って牙をむく。はむかうそぶりを見せる。これにはたまげた。

それはともかく、暑さ対策は飼いネコより野良ネコの方がたけている。車の下に潜り込む。日陰のコンクリートのたたきに身を投げ出す。飼いネコはそのへんが不慣れなのか、人間と同様、室内でげんなりしている。自分を人間だと思っているらしい。

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