2008年9月4日木曜日

ポット苗はすぐしおれる


白菜の種をポットにまいて、芽吹いた苗を育てている。ポット育苗10日目といったところだろうか。本葉が2枚、3枚、4枚と数を増してきた。朝、庭へ出て縁側のポット苗をのぞくのが日課になった。

曇天続きで気づかなかったのだが、ポットの土は太陽の光を浴びるとたちまち乾く。日光が当たるポットとそうでないポットがあって、あるとき見たら、一列だけ土の色が白っぽくなっていた=写真。苗も一様にうなだれていた。

慌てて日の当たらないところに引っ込める。すぐ散水するわけにはいかないから、夕方になるのを待った。水をやる。間もなくイキボエがあがって(いわき語で、元気・勢いが出て)、葉がしっかりしてきた。

手元に置いてあるから安心、なんて慢心していると痛い目に遭う。手元に置くからこそ、こまめに世話をして、葉っぱが、土が発する信号をキャッチしてやらなければならない。なにより今まで、こんなに苗をじっくり観察したことがなかったのだ。

さて、9月1日にホームセンターへ行ったら、本葉が靴ベラ以上に大きくなった白菜苗を売っていた。そちらと比較すればあせってしまうが、今年は自分のペースとしては早めに種をまいたのだ。もっと早く種をまいて育てた苗を売っているからといって、苗の未熟を心配することはない。

とはいえ昨日(9月3日)、別のホームセンターで58円の白菜苗を見たら、ようしオレもと闘志がわく一方で、苗を買って植えてもいいかな、なんて気持ちが揺れた。ジクッとして強い苗をどこまで育てられるか、だ。

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