2008年10月4日土曜日

コハクチョウ情報届く


匿名さんからまたコメントをいただいた。「朝、花火が上がった。何があるのか。花火情報があるといいのだが」といった意味のことを書いたら、平下神谷(草野)にある花園神社の子育(ごだち)参りの花火かもしれない、というご教示だった。

白鳥(コハクチョウ)についても触れられていた。10月2日の朝のこと。「クワックワッという声に『うそー もう?』、と思いながら空を見たら白鳥の群れが東の海の方から平の方へ向かって飛んでゆきましたね」。この時期にすごいことである。

それとは別に何度も書いている残留コハクチョウだが、4羽のうち3羽はいわき市北部浄化センター向かいの砂地にいる。一番若い「さくら」はこの春、北へ帰ることができなかった。体が小さく、非力な感じがするのは、今も同じ。北から渡って来たのだから、飛べないわけではない。春は体力的に弱っていて取り残されたのだろう。

それが、毎日えさをやっているMさんのおかげで飛べるところまで元気になった。私は2回飛んでいるところを目撃した。3羽がいる場所の近くに住む人は、結構「さくら」の飛行を目撃しているのではないか。

気になるのは残る1羽、最古参の「左助」だ。先日、Mさんに連れられるかして3羽の所へやって来たのに、またまた仲間から離れてどこかへ行った。たぶん河口だろう、と前に書いた。

きのう(10月3日)夕方、夏井川の堤防を利用して新舞子海岸まで車を走らせたら、河口の対岸(右岸)、ヨシ原の切れ目の砂地にべったり腹をつけて休んでいた=写真(拡大しても米粒に満たないが)。孤独癖は直らない。

「翼を持った隣人」を眺めるのが好きで、首からカメラをぶら下げ、手には双眼鏡を持って、朝晩、散歩へ出かける。なかでも残留コハクチョウは姿を見ると安心し、見えないと気になる存在になった。匿名さんの情報を加味すれば、間もなく夏井川に仲間がやって来る。いや、すでに「冬の使者」飛来のカウントダウンが始まった、といってもいいのかもしれない。

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