2008年10月29日水曜日

ニホンミツバチの巣箱拝見


カミサンの知人が自分の家の庭で飼っているニホンミツバチの蜂蜜を持って来てくれた。常温でも長く保管できるという。

たまたまカミサンとその家を訪ねたら、ミツバチの世話をしているご主人がいて、いろいろと話を聞かせてくれた。

カミサンの知人の家は車がバンバン行き交う国道沿いにある。庭が広い。昔は畑だったという。国道からは見えないが、古くからの家が集まっている。畑が点在し、夏井川にも近い。

ニホンミツバチはもともと庭の木のうろに営巣していた。ご主人が巣箱を作ってやると、気に入って数が増えた。今では3カ所に巣箱が置かれてある。

静かなブームになっているのだろうか。週末を過ごす夏井川渓谷の小集落でも、住民が丸太をくりぬいて庭に設置し、ミツバチを飼い始めた。毎日散歩している堤防そばの家でもビニールハウスの前でミツバチを飼っている。ミツバチを飼うと世話が大変、いや忙しさが楽しさに変わるのだとか。遠出もままならないわけだ。

知人のご主人が作った巣箱にはのぞき窓が付いている=写真。それで中の様子が分かる。楽しくないはずがない。

蜜源の花はどこにあるのか。夏井川の河原は今、セイタカアワダチソウの花盛りだ。当然、蜜源になる。川向かいの山にある寺の方まで、2~3キロは飛んで行くそうだから、結構広い範囲から花の蜜と花粉を運んで来るらしい。

わが家の軒下にはアシナガバチが巣を作った。洗濯物を干すくらいなら、気が立って襲って来ることもない。こちらの巣は文字通り、蓮(はちす)の根の切断面を思わせる。まだ何匹か巣の外にいて見張っている。カミサンの知人のハチは、ニホンミツバチというところが健気でいい。

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