2008年12月14日日曜日

「元気市」で「内城菌」購入


わが家から車で5分ほどの所に、プレハブ小屋の野菜直売店「元気菜野菜市場」=いわき市平下神谷=がある。行くと休みという日が続いて、しばらく足が遠のいていた。その直売店の行事を新聞折り込みチラシで知った。「12月『元気市』(13,14日)のお知らせ」で、特殊有機肥料「内城菌」のPRもしている。

以前、落ち葉を入れた堆肥枠にこの特殊有機肥料をまいて水をかけ、ビニールシートで覆っておいたら、短期間で落ち葉の分解・発酵が進んだ。効果のほどは先刻承知の助だ。初日の13日、「内城菌」を2袋くらいは買うつもりで出かけた。

主宰者のUさんがいた。会うのは2年ぶり、いや3年ぶりだろうか。お茶をよばれたあと、15キロ入りの「内城菌」を買った=写真。紙袋に入ったものはサービスだという。前に購入したときには、わざわざ夏井川渓谷の無量庵まで運んでくれた。今度もおまけがついた。

Uさんに聴いていた話などを総合すると、この特殊有機肥料、正確には「内城B菌」というらしい。「内城」さんが発見した土壌菌(「内城菌」)を分別生ごみに添加し、8~10時間、発酵装置にかけて中熟の生成物をつくる。この生成物が飼料や土壌改良材になる。「内城菌」によって生成された肥料で「内城菌」を含んでいるから「内城B菌」というわけだ。

前に使ったときの印象を言うと、見た目は「カレー粉」。そして、もともとが生ごみだから食べ物系のにおいがする。湿りを帯びるとB菌が活発に働き始める。で、畑や堆肥枠にまいたら水をかけてやる。逆に、保管しているときには湿気を避けなくてはならない。袋の中で醗酵が始まっても意味がないからだ。

無量庵には、街の厄介者の落ち葉が20袋ほどある。「新川西緑地」のケヤキの落ち葉をごみ袋に詰めていた知り合いから、「燃えるごみ」として出すのなら、と譲り受けて運んだのだった。これを堆肥枠に詰めて、B菌をまいて水をかけてやれば、そう日をおかずに表面が有用菌で白く覆われ、分解・発酵が進んで熱を持つようになる。

堆肥を切り返すと湯気が立つ。このときの満足感がちょっとたまらない。

今朝(12月14日)はこれから無量庵へ出かける。5時半、外へ出て様子をうかがうと小雨が降っていた。この程度なら堆肥枠に落ち葉を入れて踏みつけ、B菌をちらしてやれば水をまかなくとも済む。雨にぬれて分解・発酵が始まるはずである。        
         
作業は1時間もかからないだろう。午後は街へ戻って、いわき地域学會と120周年を迎えた國學院大學院友会共催の「獅子舞・じゃんがら念仏踊り」を見る。いや、踊りの輪をつくろうというイベントに参加する。

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