2009年5月11日月曜日

「ゲキカラ」定植


家庭菜園のレベルだからこんなものかと、長らく買い手としては思っていた。好みの苗や種は選べない、品種は一つだと。ところが、売っている店によって手に入る種や苗は異なる。それを知ったのは最近だ。

雑貨店でも、大型店でも売っている種と苗は同じ。が、ネギにもいろいろある、キュウリにもいろいろある。少しずつ違いが分かってきた。違う種と苗を売っている店があれば、見に行く。

野菜の種も苗も、大量生産・大量仕入れ・大量販売のシステムのなかで動いている。自分で種を採るようになったネギ(三春ネギ)に関しては、それを超えるやわらかさ・甘さ・香りがあれば、種を、苗を買いに行くのだが、まだそこまでの「出合い」はない。

「三春ネギ」の近隣地で栽培されている「阿久津曲がりネギ」、これは重要な「研究対象」だ。冬にヨークベニマルで売っていたのを買い求め、数株を残して生態を観察している。

それはさておき、いわき市四倉町に昔からある種屋へ、漬物用にしているイボイボのキュウリの苗を買いに行った。「イボイボの」というとすぐ了解したが、売り切れてない。近く入荷するという。

ならば、売ってる苗を――と見たら、あった。激辛トウガラシ。去年は面白半分で買った。が、文字通りのゲキカラ度に辟易した。といって、使い道がないわけではない。イボイボのキュウリを古漬けにするには、殺菌用に激辛トウガラシが欠かせない。冬の白菜漬けにも。ほかに「食べられるトウガラシ」「つるなしインゲン」などの苗を買った。

夏井川渓谷(いわき市小川町)にある無量庵の菜園にポット苗を植えたのは、きのう(5月10日)。朝から気温がぐんぐん上昇した。真夏日にならなかったにしても、それに近い気温だったのではないか。あの暑さだ。1時間ほどだったが、水をがぶがぶ飲みながら作業をした。終われば昼寝。対岸の緑が一色に収斂しつつある=写真

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

月曜の朝からタイトルに笑ってしまいました
はじめは鳥の種類かと思いましたが・・・

農作業の後の新緑を肴に転寝とはうらやましいです。自分もこうしたい!
リタイヤした後の過ごし方の参考にしております。