2009年12月13日日曜日

激辛トウガラシの利用法


面白がって激辛トウガラシを栽培した、辛すぎて使い道がない、もう栽培はやめた――ということを前に書いた。

畑に残った赤い実、青い実を捨てるわけにもいかない。もぎって乾燥させておけば、何かに使えるかもしれない。で、実を摘んで激辛トウガラシの茎をつかんで引っこ抜いた。夏井川渓谷の無量庵の畑は、それで三春ネギ以外はなにもなくなった。最後の激辛トウガラシをわが家に持ち帰り、縁側で干している=真。

白菜漬けの風味と滅菌に使うだけの量はもう十分にある。が、秋に収穫した真っ赤っ赤の実でも、内部がかびて外の皮の色が黄土色に変色したものが結構ある。縁側に出して干したわけではないので、そんなことが起きたのだろう。その反省から、とりあえず縁側に持ち出して陰干しをすることにしたのだった。

前にバカな考えを起こして、車の中に置いておけば日中は灼熱地獄、すぐ乾燥するに違いないと思って試みたが、駄目だった。進呈用に数本を封筒に入れておいたところ、逆にむれたかしてカビが生えた。収穫した激辛の3割くらいはそうして「生ごみ」になって畑に戻った。今年も2割ほどカビにやられた。

難しい。使い道がない、かびる。――そんなときに、たまたまトウガラシの活用法を知った(12月11日付いわき民報)。これからの季節、鍋物が増える。その鍋に細かく刻んで加えると味が引き締まるのだという。

それに、もう一つ。ポリバケツにお湯を張り、ちぎったトウガラシを入れて足湯にすると血行がよくなる――という民間療法を紹介していた。ポリバケツは大の男の足には小さいのではないか。洗面器でそれを試してみようと思う。が、激辛だ、水虫の足がヒリヒリするかもしれない。

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