2010年3月16日火曜日

震度4


3月13日午後9時46分、14日午後5時8分。福島県沖を震源とする地震が起きた。いわきではどちらも震度4を記録した。

土曜夜の地震は、小学生の“孫娘”2人と母親が遊びに来て帰ったあとだった。グラッときたのは分かったが、酔っていたので、目が覚めたら忘れていた。新聞を読んでそうだった、と思い出した。揺れの強烈さがよみがえった。

2回目の震度4は、いつも行く魚屋さんの駐車場で知った。ラジオ放送を聞きながら車を止めたら、急にラジオが「緊急地震速報」を告げた。来るな。身構えて車の外へ出た。歩き始めたら、電線が揺れ出した。

一、二、三、四、……。車から出て、10歩ほど進んだと思う。多少、足元がゆらゆらする感覚はあった。そのあと、一気に電線が揺れた。「緊急地震速報」がなければ、電線に目がいったかどうかは分からない。

魚屋さんに行くと、若旦那とお客のおばさんが目を丸くして言った。「揺れましたね」「緊急地震速報が流れたから分かった」。とはいっても、歩いている人間は揺れの凄さを実感できない。自分がめまいしているのか。そう感じるくらいがオチだろう。

刺し身を買ってわが家に帰ると、カミサンが「棚からわらじが落っこちてきた」と言う=写真。重いものでなくてよかった。

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