2010年4月15日木曜日

転がるごみ袋


きのう(4月14日)は、「リサイクルプラスチック」と「燃えないごみ」の収集日。わが家と隣家の境目、東西に伸びた道路沿いの電柱のそばに集積場がある。朝、用事があって街へ出かけるときにちらっと見たら、「リサイクルプラスチック」のごみ袋が何袋かあった。

天気は晴れ。冬型の気圧配置が強まり、時がたつにつれて北西の風が強くなった。帰宅したのは30分後の9時前。ごみ袋が歩道を転がり出していた。吹き飛ばされたものもあったかもしれない。

散らばったごみ袋4袋を集め、ひもで電柱にくくりつけた。風がますます強くなる。気になってごみ袋を見に行った。一つもない。周りを見ると、道路向かいの駐車場に一つ、隣家との境目に三つあった。しばり方がゆるかったのだろう。集めて再び電柱にしばり直した=真。

それからますます風が強まった。またしばらくして見に行ったら、一つもない。収集車が来たのだろうか。いや、分からない。回収していったのならいいが、風に吹き飛ばされた可能性もある。隣家の駐車場にごみ袋が二つあった。風上にある別の集積場から転がって来たのだろう。

風上から風下へ、そこからさらに風下へ――。ごみ袋が風に吹き飛ばされ、別のごみ袋が風上から吹き飛ばされて来る。雨風が強かった日のあと、夏井川をごみ袋が流れていくことがある。集積場のごみ袋が転がり出したり、流されたりしたのが、川を流れ、浅瀬に残る。きのうのような風がもたらす現象だったのか。

家の庭に細かいプラスチック容器類が散乱していた。落ち葉の吹き溜まりと同じで、強風が吹き荒れたあとには、必ずごみがたまっている。そのたびに片づける。風が相手では辛抱するしかない。

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