2010年6月9日水曜日

ヤブカ出現


夏井川渓谷ではアヤメの花が咲き始めた=写真。ニッコウキスゲの花も咲いている。季節はいよいよ梅雨へと移りつつある。うっとうしいのは天気だけではない。カが「ブンブ、ブンブ」と体の周りを飛び始める。渓谷ではまだブヨ(ブユ)だけだが、これからアブ、カがチクリとやり始める。

翻って、平地のわが家では例年、5月下旬にカが出現する。初めてチクリとやられた日を記録していたら、5月20日が平均的な初認日と分かった。今年は6月3日に初めて刺された。天候不順が影響したのか、例年より半月は遅い。

茶の間のガラス戸を開けておくと、午後、庭からヤブカが現れる。耳の近くで飛び回っている分には〈来たな〉と分かる。が、今年は音もなくチクリとやられた。パチッとほおをたたくと、指がカの吸った血で染まった。

朝、歯を磨きながら庭木に絡まるヤブガラシの芽を摘む。マサキの若葉を食害するミノウスバの幼虫はあらかた始末したので、目標をヤブガラシに切り替えた。気温も上昇しつつある。それで、数日前からカがつきまとうようになった。孫が遊びに来たら庭には出せない。カに刺されると皮膚が赤くはれ上がる。両親にいやな顔をされる。

昼はヤブカ、夜はイエカ。深夜、寝床に現れるのはイエカだろう。昼間は虫よけスプレー、夜は蚊取り線香が必要になった。

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