2010年7月24日土曜日

ふるさとからの電話


土曜日(7月24日)、実家(田村市常葉町=写真)に帰って、兄貴に頭を刈ってもらおう――。そう決めた矢先に、ふるさとの同級生から電話がかかってきた。実家の2軒隣に住んでいる。

「今、同級生が集まって飲んでいる。還暦同級会を開いたときに、次はいわきで同級会を、という話になったはずだが、その後、音沙汰がない、どうなっているのか、とみんなが言っている。それで電話をした」という。みんなとは、電話の主を含めて9人。よく忘れずに覚えていたものだ。

おととしの2月、郡山市で中学校の還暦同級会が開かれた。20歳のときから5年に一度のペースで学年全体の同級会が開かれている。5年に一度のペースではなく、むろん毎年でもなく、間隔を縮めて同級会を開きたい、というふうに酔った頭で意見がまとまり、次はいわきで――となった。

それは覚えている。が、翌年やろうと約束したとしたら、酒で頭が狂っていたのだ。1年たち、2年がたった。いわき方面からさっぱり連絡がない。9人の飲み会でその話になって、ここはねじをまいておこうと衆議一決したのだろう。

還暦同級会以前に鬼籍に入った人間がいる。以後も、一人。そしてまた今月一人、鬼籍に入ったという。いわきでやってよというのは、人生の日暮れを迎えて、ポロッポロッと人が夕日の向こうに行ってしまう、自分たちの持ち時間も少ない、それも含めてできるだけ多く会うようにしよう、という意味合いもあるようだ。

わが家の近くに同級生が住んでいる。ほかにも数人、いわきに同級生がいる。暑気払いを兼ねて集まり、同級会開催事務局でも立ち上げなくてはならないか。

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