2010年9月15日水曜日

猛暑の影響


夜、知人宅で飲んだあと、タクシーで帰宅した。運転手と記録的な猛暑の話になった。「こう暑くては外出を控える人が多い。お客さんがいなくてお手上げですよ」。スーパーで買い物をしたお年寄りがタクシーに乗って帰る――日常の光景だが、そのお年寄りが家にこもっている。客がいないのでタクシーはスーパーの乗り場に停車したまま、だという。

猛暑の影響がいろんなところに現れている。暑過ぎて海水浴の入り込み客数が伸びなかった。熱中症で救急車の出動回数が増えた。花粉症をかかえている人にはきつい予測が出た。来春、杉・ヒノキの花粉が増大する、というのだ。夏井川渓谷のアカヤシオは花芽形成期の猛暑がたたって、来春は花の数が激減するのではないか。

秋のキノコも期待できない。先日、キノコ同好会の役員さんから電話がかかってきた。採集会をいつ開くか、という相談だった。「キノコは期待できないから散策を楽しみましょう」という結論になった。

先日夕方、猛暑・残暑続きで気分転換に新舞子海岸へ足を運んだ。波打ち際で、はだしで波頭=写真=の写真を撮っていたら、どっと波が押し寄せ、半ズボンがびしょぬれになった。そのときだけ急に波の勢いが強くなったのだった。とんだ夕涼みになった。

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