2011年1月10日月曜日

ネギ苗が……


いよいよ寒さが厳しくなってきた。田村市の実家(床屋)に帰り、兄に散髪してもらったら、頭のてっぺんも、うなじもスースーする。室内にいても帽子とマフラーが欠かせない――というのはウソだが、そのくらい頭部が寒さに敏感になった。

いわきの平地でさえそうなのだから、上流の夏井川渓谷ではさらに寒さがこたえる。溪谷にある無量庵は、人のにおいがするのは週末だけ。部屋に入るとすぐ寒暖計を見る。室温はこの時期、氷点下4、5度だ。夜は、暖房をしていても鼻水が垂れる。それこそ、帽子とマフラーが欠かせない。

人だけではない。植物も、動物も寒さに耐えている。無量庵の畑にある「三春ネギ」の苗の先端が黄色くなってきた。あらかたは防寒のためにもみ殻が敷き詰めてある。もみ殻がないところはどうか。毎日、霜柱が立つ。苗が持ち上げられる。日がさすと霜柱が解ける。その繰り返しで苗がずいぶん倒れた=写真。もみ殻一つでこうも違うのか。

もみ殻は、何年か前に手に入れたのがたまたま残っていた。苗床全体に敷き詰めるほどの量はなかった。

苗床は二つ。一つは畳半分くらいのスペースで、去年の初夏に採種したのを、秋にまいた。そのそばに、おととし採種し、冷蔵庫にしまい忘れていたのをまいた。こちらは紙でいうとA3くらいのスペース。もみ殻が足りずに、一部、土がむき出しになっている。その苗が倒れた。

ネギは、寒さには弱いかもしれないが乾きには強い。倒れたネギもまだ生命力を保っているはずだ。「温床」づくりを考えよう。

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