2011年1月16日日曜日

スペイン家庭料理教室


正月明けのいわき民報(夕刊)に、「スペイン家庭料理教室」の受講者募集記事が載った。講師はいわき市内郷出身、スペイン・グラナダ在住、草野弥生さん――。ん! スペインのグラナダでわがブログを読んでくれている内郷出身の女性ではないか。その人が里帰りをしたに違いない。ここは刺を通さなければ――。

記事によれば、1月15日と23日、会場の内郷公民館で料理教室が開かれる。きのう(1月15日)の朝9時半過ぎに公民館を訪ねた。準備中の草野さんに会って名刺を渡し、ブログの話をすると、「タカじいさんですか、どんな人かと思っていました」。これで一挙に距離感が縮まった。

2年前、同じスペインに在住している画家の奥さんの死を書いたら、草野さんからコメントが入った。交流があったのだろう。

私の後輩が海外旅行の仕事をしている。その関係でスペインはグラナダの旅行に関しては、彼女がガイドをするらしい。お会いしたのは初めてだが、画家とのつながり、後輩とのつながり、さらにはもう一人、別の知り合いとのつながりがあった。間接的にはとっくにネットワークが張り巡らされていたのだ。

ふんわりした気分になって帰宅したら、カミサンが「なんだか(この人を)知ってるような気がする」という。夕方、彼女の住所と同じ男性の名刺を差し出した。彼女のダンナさんではないか。

小名浜で毎年秋、「地球市民フェスティバル」が開かれる。3年前だったか、カミサンが関係しているブースに彼が現れ、カミサンと名刺を交換した。スペイン人である。彼も、草野さんも名刺のつくりがまったく同じだ。カミサンは名刺を見て既視感を誘われたのだろう。

料理教室=写真=には21人が参加した。男性は2人。そのうち1人はいわきキノコ同好会の仲間だった。人と人との出会い、つながりの面白さを実感した一日だった。

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