2011年6月2日木曜日

朝めし前


きのう(6月2日)早朝、起き抜けに夏井川渓谷へ出かけた。無量庵の片隅に菜園がある。三春ネギの苗を植えてからおよそ1カ月。最初の追肥と土寄せをした。生ごみも埋めた。

「3・11」に落石事故が起き、通行止めになっていた溪谷の幹線道路(県道小野・四倉線)は5月末までに応急工事が完了し、復旧した。通行止めを告げる立て看も、柵も道路から撤去された。落石現場には新たにワイヤネットが張られた。

追肥と土寄せは30分もあれば終わる。朝めし前の簡単な作業だ。6時45分ごろに郡山からの一番列車が牛小川の集落を通過し、7時10分ごろにいわきからの一番列車が同じく無量庵の前を通過する。郡山行きの一番列車を見送って帰路に就いた。

ざっと1時間余の滞在だ。Kさんが早い時間に軽トラで会社に出かける。やがて出勤するだろうTさんと会って、あれこれ話す。「3・11」以後の、集落(牛小川)の様子が少しわかる。

前回、牛小川からの帰路に、平地の平窪地内で通勤途中の車の列に巻き込まれた。今回は下小川から左折し、石森山を越えるルートをとった。四倉・大野二小の前から石森山を駆け上がり、平・絹谷へと林道を駆け下る。

間もなく「青滝の溜池」に出るというあたりで、キジの雄に遭遇した。悠然と林道を歩いていた。

車を止めて、カメラを向ける。何コマか撮影していたら、キジのうしろでリスが素早く道を横切った。偶然、一コマだけキジとリスが写っていた=写真。リスは反対側の草むらへ入り込むために、草むらから林道へと姿を見せたところだった。

石森山でリスを目撃するのは、これで二度目。朝の8時前といっても曇天だ。夜明けのころの明るさしかない。そんな天気がキジとリスを林道に誘いだしたのだろうか。早起きは三文の徳。ピンボケでもうれしい写真が撮れた。

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