2011年8月31日水曜日

草刈り奉仕


日曜日(8月28日)の朝7時から区内会の役員が出て、所有者のいない元農道の草刈りを行った=写真

住宅地の一角、民家と民家の間に1,5メートルほどのスペースがあって真ん中に幅30センチほどの水路が延びている。普通の三面舗装側溝で、ふたはない。水も流れていない。そのスペースが草ぼうぼうになっていた。

8月16日の精霊送りの日、住民から何とかならないかという相談が区長さんにあった。あとで区長さんが市役所に相談したら、市の土地ではないからか「できません」だった。以前は隣接する借家群の大家さんが草を刈っていたという。それが、いつのまにかとだえた。

区長さんの記憶では、だいぶ前に一度、区で草刈りをした経緯がある。理由は今回と同じだろう。そこで、参加できる役員だけで草を刈ることにした。6人が参加した。

鎌では間に合わない。一人が軽トラに草刈り機を積んでやって来た。日曜日の朝7時。まだ寝ている人がいるかもしれない――と気にしつつ、分担して刈られた草を束ねたり、ごみ袋に詰めたりした。ごみも一緒に拾った。小一時間もたつと、あらかた草が取り除かれ、奥の方まで見通しがきくようになった。

草の繁茂していたところは泥もたまっている。泥はそのままにしておいた。草は3・11以後、しばらくしてから生えてきた。そう気にならないが、泥の放射線量は高いはずだ。

8時前には作業を終えた。新米の保健委員として、手袋を洗い、着ているものを洗い、風呂に入って体を洗ってください――そうお願いせずにはおられなかった。

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