2011年9月13日火曜日

背中が焼ける


日曜日(9月11日)は久しぶりに夏井川渓谷の無量庵で過ごした。庭の草が生い茂っている。草を刈ろうと決めて出かけたのだが……。

木陰から作業を始める。草刈り機がないので手鎌を振るうしかない。車つき座いすを持ち出し、できるだけ汗をかかないようにゆっくりしたペースで草を刈る。全体を見渡すとうんざりするので、目の前の1メートル四方だけを当面の目標にする。その繰り返しで前に進んでゆく。

1時間ほどで木陰の草刈りは済んだ。スペースも思った以上に消化できた。それでも庭全体の5分の1ていど。

さあ、今度は朝日を浴びながら、だ――気合を入れて、庭にはびこるクズを刈り始めたら=写真、背中が焼けるように暑い。汗がふきだす。10分ほどでギブアップした。梅雨どきにそうしたように、やはりプロに頼むのが一番だ。せっかくその気になって始めた草刈りだが、やけどをするような残暑には勝てない。

草刈りを中止したら、あとは風呂に入って昼寝をするだけ。しばらくぶりに無為の時間を過ごした。

午後3時過ぎ。カミサンが月見用のススキを刈り、庭の野菊とアザミ、ミズヒキソウ、キンミズヒキを摘んだのを潮に、川前町の「夏井川渓谷葡萄の里」を訪ねる。おととし、黒系大粒のフジミノリを凍らせて食べることを教えられた。それを今年もやってみたくなった。

ブドウ園の掲示板に「福島県によるサンプル検査で放射能は検出されませんでした。安心してお召し上がりください」という「お知らせ」が張ってあった。ハウス栽培だから問題がないことは先刻承知。

ご主人に今年の入りを尋ねる。「県道を車が走ってないですからねえ」が答えだった。フジミノリともう一種の二房を買ったら、おまけをいただいた。こういうサービスがうれしい。

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