2012年5月14日月曜日

漏水


きのう(5月13日)、夏井川渓谷の無量庵へ出かけた。庭の一角に菜園がある。そろそろ「三春ネギ」の苗を定植しないといけない。そのための溝をつくらなくては――。無量庵の庭に車を入れた。快晴、やや風あり。ん、玄関先の一角が水びたしになっている=写真

真冬に洗面台の水道管が凍結・破損した。4月になって間もなく、管工事業を営む同級生に(いつものように)直してもらった。その時点では、台所の水は出ていた。

水源は隣の旧東北電力社宅の井戸だ。そこから水道管を敷設し、飲み水・風呂水・菜園用水にしている。風呂、洗面所へと管が枝分かれし、最後に台所へと管がつながる。水が復活したのに、なぜ台所は水が出ないのか。晴れているのに、なぜ庭のそこだけ水びたしなのか。

漏水だ! そうと気づくまで、人間が二、三回泊まったり、日中過ごしたりする時間が必要だった。すぐ同級生に電話して対処法を聴く。「電源を切るか」「そうしろ」。凍結・破損したときと同じセリフだ。

今思えば、伏線はあった。すべての蛇口を閉めているのに、井戸のモーターが動いている。蛇口が閉まっていれば、水は流れない。モーターは休む。ところが、動いている。ずっと動き続けている。なぜ? 漏水までは想像力がはたらなかった。

3・11から1年以上たつ。そのせいではない。するとやはり、今年の厳冬が原因か。ここは同級生としてではなく、業者としてすぐ仕事をしてもらうようにしよう。

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