2013年2月4日月曜日

「昔野菜」大試食会


いわき昔野菜フェスティバルが先日、中央台公民館で開かれた。お目当ては昼の大試食会「いわき昔野菜食べ比べ会」。家庭料理の「おかごぼうのふっくらおこわ」や「刺し身こんにゃく」「昔野菜汁」、サツマイモの創作スイーツなど数品目が出た=写真

昔ながらの味(おこわなど)とモダンな味(スイーツ)の対比から、<伝承と創造>という言葉が思い浮かんだ。

昔野菜の生産者がいる。生産された昔野菜を調理する人がいる。そうして「自産自消」を越えた関係が築かれることで、昔野菜が未来に生きる回路が開かれる。シェフやパティシエは<伝承と創造>のための力強い援軍だ。

フェスティバルではほかに、①上映会「いわき昔野菜の四季」②講演会&交流会「未来につなぐ地域の宝・いわき昔野菜」③あなたも昔野菜栽培者に「恒例!!種子配布会」――が行われた。

山形大の江頭宏昌准教授が今年も講演した。次の日、江頭さんとお会いして少し話したが、そのときにもやはり<伝承と創造>という言葉が思い浮かんだ。新しい野菜も世代を超えて栽培を続けることで在来作物になる。「これまで」の在来作物が最初は新しい作物だったように、「これから」も在来作物は新たに生まれる可能性を秘めている。

フェスティバルは今年で3回目。応募者が300人ほどいたため、定員枠を100人から120人に拡大したという。会津の辛み大根の種を贈ってくれた知人も参加していた。学び、楽しむと同時に、再会と感謝の場にもなった。

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