2013年6月1日土曜日

蚊に刺される

植物の開花日や鳥・虫の初鳴日、初見日を記録している。私的な生物季節観測だ。春は梅の開花に始まり、桜の開花、ウグイスの初鳴、ツバメの初見ときて、5月にはオオヨシキリの初鳴、ホトトギスの初鳴と続く。

すっかり緑に覆われた夏井川渓谷=写真=では、5月24日、ホトトギスの仲間のジュウイチの鳴き声を聞いた。「ジュイチ―、ジュイチ―」。今年も来てくれたか――雑事でいっぱいになっている頭が、一瞬、季節の巡りを実感してほぐれる。

ホトトギスはそれより5日前の19日早朝、わが家のトイレで、鳴きながら飛んでいくのを聞いた。

チクリとやる蚊も、すきまだらけのわが家では季節のバロメーターになる。5月下旬には現れる。今年は日曜日の5月26日にチクリとやられた。これまでの記録でいえば、「初刺され日」は5月20日前後だから、平年より6日ほど遅い。5月にしては寒い日が続いたのが原因だろう。

蚊に刺された日の夜、「いしやきいも~」が通りから聞こえてきた。夫婦で聞いたから、空耳ではない。こちらは季節がとろけてしまったようだ。


きょうから6月。「衣替え」の日だが、今朝はこのあと、神谷公民館の草刈りに行く。あすは旧神谷村8行政区が競う球技大会がある。雨が降らないことだけを念じている。

1 件のコメント:

issay matsu さんのコメント...

蚊に刺された事があまりなかった私は、毎年
いつ頃なのか全く覚えてませんでした。
1992年4月中旬にいわきから原町(今の
南相馬市)に転勤した時、朝8時に事務所前で
みんなでラジオ体操しているとウグイスの鳴き
声が毎日して、海に近いけど緑に囲まれもして、ああいいなあ、と前の職場に挨拶状を送りました。今は両方共無い所に居ます。
自然の素晴らしさをもっともっと感じなくては
と思います・・・。