2013年8月12日月曜日

パークフェス

4~11月の第2日曜日、いわき芸術文化交流館「アリオス」前の平中央公園でパークフェスが開かれる。きのう(8月11日)、初めて出かけた。いわきの昔野菜を販売するいわきリエゾンオフィスの直売所・蔵の市をのぞいた=写真。内郷にあるフランス料理店のシェフがつくった昔きゅうり(三和町)のピクルスなどを買った。

このごろ、日曜日には夫婦で施設やイベントのはしごをすることが多い。きのうは早朝、夏井川渓谷へ。昼過ぎには交流スペース「ぶらっと」を発着点に、いわき駅前再開発ビル「ラトブ」の総合図書館、市民美術展陶芸・写真の部開催中の市立美術館、そして平中央公園を巡った。

どの施設の駐車場も満パイだろう、という読みは当たった。それで街を歩くことにしたのだが、暑さが半端ではない。いわき駅前広場のデジタル表示で気温が「37度」だった。カミサンにぼやかれ、日陰を選んで行くものの、しばし太陽と照り返しのはさみうちに遭った。パークフェスの帰りにはさすがにげんなりしてタクシーを拾った。

「ぶらっと」で一休みしたあと、魚屋さんに直行する。日曜日夜の定番・カツオの刺し身を買い、わが家へ戻り、戸と窓をすべて開ける。それでも暑い(夜の10時でも室温は31度だった)。

晩酌を始めたころ、客人がやって来た。カツ刺しのほかに、昔きゅうりのピクルスに目を輝かせた。その表情を見て――量産は難しいかもしれない。が、このピクルスは昔野菜を知らない若い世代も受け入れるだろう。伝統と創造、東と西の融合の好例になるかもしれない――熱帯夜に、この瞬間だけ爽快なものを感じた。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

これからは超高齢社会、4人に1人がお年寄りの時代がまじかとも言われています。

昔野菜の需要は数少ないかもしれませんが懐かしさ、おいしさで普及の可能性もあるのではないでしょうか?

子供時分に食べたお菓子や食品を手に取る「懐かしさ」や「食」の思い出はいつまでたっても記憶にとどめられています。

JAで梅漬けや漬物などに取り組むようにこれからのビジネスチャンスかなと思います。