2013年10月9日水曜日

掃除ガエル

この2日間、夏に逆戻りしたような暑さになった。日中はおろか、夜も部屋に熱気がこもっている。昨夜(10月8日)は9時過ぎまで扇風機を回した。一昨夜はアマガエルをながめながら晩酌をした。足に綿ごみをいっぱい付けて茶の間にやって来たのだ=写真。何年かに一度、こうして綿ごみを足にまとって現れる。

わが家のアマガエルは生け垣にすむ。アリやハエ、チョウの幼虫その他、生きた虫をえさにしているらしい。ときに、開け放たれた台所や風呂場の窓から室内に入り込む。

アマガエルには、家の中は安全な場所とはいえない。ネコがいる。今は年のせいか、アマガエルが近づいても丸まったままだが、ネコパンチが衰えたわけではない。スリッパの下敷きにもなりかねない。となると、姿を隠す場所が必要になる。

葉陰の代わりになるのは、布をかぶった石油ストーブの陰、あるいはカウチや足の付いたクローゼットの下などだろう。ふだんは掃除機をかけるのを省略している場所なので、綿ごみがたまっている。恥ずかしい話ではあるが、わが家にはなくてはならない“掃除ガエル”だ。

昨夜は、庭でうるさく鳴いていたアオマツムシが1匹、茶の間を飛び回っていた。その虫が今朝はパソコンのキーボードに姿を現した。朝のあいさつをしに出てきたか。

未明には空を覆っていた雲も東に去り、朝日がのぞいている。あとで崩れそうな予報だが、きょうは何が飛び込んでくることだろう。鳥か、チョウか、野良ネコか。テレビの上には、いわきサンシャイン・フェスタの「いわき技連匠の技コーナー」で買った鳥の巣箱が置いてある。

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