2014年2月17日月曜日

1週間前のテレビ欄

 2週続けて週末、大雪に見舞われた。2回目は、いわきの平地では暴風雨に変わり、阿武隈高地から中通りでは記録的な大雪になった。交通と流通がマヒした。きのう(2月16日)朝、新聞が届かなかったのはそのためだ。

 けさは起きるとすぐ、新聞が届いているかどうかを確かめた。届いていた。きのうの新聞もはさまっていた。おわびの社告=写真=と折り込みチラシを読む。

「記録的な豪雪により、仙台の印刷工場から各新聞販売店まで新聞を輸送することが不可能となり、……」。朝日は、社告より販売店のチラシの方がわかりやすかった。福島民報は「16日付の朝刊は、4ページのダイジェスト版にまとめ、本日17日付朝刊と一緒に配達致しました」。きのう、おわびチラシを折り込んだ読売は、ちゃんと「昨日朝刊は本日分とあわせて2部配達させていただきます」といっている。ダイジェスト版はないだろう。

 さて、新聞が来なかった日のひとコマ――。きのうの日曜日は昼すぎに出かけて、夕方、帰宅した。太陽が西に傾くころには雪に阻まれていたトラックも動いて、新聞が届いているのではないか。販売店の意地とがんばりを期待したが、そうは問屋は卸してくれなかった。宵になってもテレビは中通りでなお交通がマヒしていることを告げていた。
 
 日曜日の宵は少し早めに晩酌を始める。「笑点」(5時半)、BSプレミアム「軍師官兵衛」(6時)、ローカルニュース(6時45分)、全国ニュース(7時)を見て、あとは新聞のテレビ欄で番組を選ぶ。
 
 ところが、ゆうべはその新聞がない。予定された休刊日であれば、テレビ欄は2日分入っている、しかたがない、1週間前の日曜日の新聞を引っ張り出して、番組名を参考にしながらテレビをサーフィンした。大雪による急な新聞の不配でなにが困ったかといえば、テレビ欄が見られないことだった。

0 件のコメント: