2014年5月16日金曜日

2円切手

 4月に消費税が5%から8%に上がった。それに伴い、郵便料金もはがきが50円から52円、手紙が80円から82円に値上がりした。手元にある50円はがきには2円切手を張らないといけない。同じように、80円切手があっても手紙にはさらに2円切手が必要になった。

 きのう(5月15日)、日本古書通信社の編集者Oさんから「日本古書通信」2014年5月号が送られてきた。Oさんの被災地ルポ「震災後の文化振興――福島の博物館と古書店」が載る。

 震災1年を前に、いわきの若い古書店・阿武隈書房経営者の案内でOさんが取材に来た。2012年5月号のルポ「震災後1年レポート――福島、宮城の古書店界(上)」に反映された。その縁でまたまた恵贈にあずかった。

 今度もいわきの平読書クラブや阿武隈書房、岡田書店などの話が載る。前二者はつきあいがある。後者は家の近所に店があった。記事に出てくる双葉町教委のY君も知り合いだ。

「日本古書通信」はB5判、56ページ。第3種郵便だからか、料金は78円で届いた=写真。ただし、50円(オシドリ雄)・20円(レンゲソウと二ホンミツバチ)・3円2枚(ホトトギス)・2円(エゾユキウサギ)と切手が5枚張ってある。手間をかけて送ってくれたのだとわかる。

 いわき地域学會でも先日、市民講座案内の封書に2枚、あるいは3枚の切手を張って出した。知人からダンシャリの一環で未使用切手をたくさんもらった。古い切手も当然ある。金額がさまざまだから、規定の料金に合わせるにはかえって都合がいい。しかし、切手1枚ですむのはいつのことか。
 
 そういえば、8%の影響はバスにもあらわれていた。火曜日(5月13日)にバスを利用した。下りるときに料金箱にカネを入れたら、「お客さん、10円足りないですよ」。「エッ、いつ上がったの?」「4月」。バスを利用するのは、4月以降初めてだった。

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