2014年6月11日水曜日

町たんけん

 小学2年生が「町たんけん」でわが家(米屋)へやって来た。毎年6月10日ごろになると、生活科の授業の一環として地域の商店や施設を訪ねる校外学習が行われる。カミサンが相手をする。今年はきのう(6月10日)、実施された。(「町」の漢字は1年生で習い、「探」は6年生、「検」は5年生で習う。で、2年生の場合は「町たんけん」となる)
 
 1チーム3~4人で、2チームがやって来た。最初のチームは、私が回覧物を区の役員さん宅へ届けに行ったときに来店した。子どもたちが歩道を歩いていた。そのグル―プだった。小一時間後に戻ると、間もなく2チーム目がやって来た。カミサンが「奥(茶の間)にオジサンがいるよ」といったらしい。茶の間にも探検にやって来た。ちゃんとあいさつし、自己紹介までした。
 
 家の前が通学路になっている。下校時、わが家のネコが店頭で丸くなっていることがある。子どもが来たときにも、店にいた。驚いたのだろう、1匹はさっと姿を消し、1匹はミャーミャーうるさく反応した。
 
 なんであんなに鳴いてるんですか、どこに行ったんですか、名前は、色はなんですか……。2年生といっても1年生を終えたばかりだから、興味・関心は移りやすい。米屋や米の話だけでなく、ネコについての質問が相次いだ。
 
 店の外の台にザ・ピープルの古着(有料)と、近所の人たちが持ち込んだ食器(無料)が置いてある。いわゆる「3R」=リサイクル(再循環)・リデュース(減量)・リユース(再使用)の一環だ。そこでもしばらく「質疑応答」が続いた=写真。
 
 引率したのはPTAの役員さんで、卒業式や入学式で来賓として一緒になったことがある。いわき駅ビルに最近オープンした「ベジカフェ」にも関係している。頭の中でピントが合った。3月に開かれた昔野菜フェスティバルのパネルディスカッションで、生産者のSさんやシェフのHさんと知り合った。彼らもかかわっている。一度、「ベジカフェ」でスムージーを味わった。Sさんらがいた。
 
 さてさて、子どもたちとカミサンが食器のことで約束をした。下校後、子どもがやって来た。取り置きのコップを、皿を持ち帰った。生まれて初めて体験するリユースにちがいない。

それともうひとつ。カミサンが年齢を明かしてからは、子どもたちの口調が変わった。去年までの子どもたちの「礼状」を読むと、「こめやのおばさん」になっているが、今年はどうだろう。先生の教育的指導が入るのか入らないのか、興味深い。

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