2014年6月9日月曜日

清掃デー

 朝5時前に起きて、庭に出る。小雨が降っている。が、夜中までの大降りに比べたら、静かなものだ。6月8日、日曜日。春のいわきのまちをきれいにする市民総ぐるみ運動最終日「清掃デー」は「小雨決行」、延期しないですみそうだ――。

 毎年6月と10月、住民総出で家の周りの草を引き、ごみを拾う「清掃デー」が実施される。前は側溝の泥上げもしたが、原発事故がおきてからは土砂の受け入れ先が確保できないため、そのままにしてある。水害の心配がそれだけ増している。

 うまい具合に、6時には雨がやんだ。作業は6時半からおおむね30分だ。泥上げがない分、早く終わる。「小雨決行」ではなく、「曇天実施」になった。

 清掃デーの計画・実行は、行政区の保健委員を中心に区の責任で行う。役員が足りず、私が保健委員を兼務している。あらかじめ市役所に計画書を出し、指定のごみ袋を受け取る。それを回覧物と一緒に各家庭に配る。
 
 当日は当日で、忙しく区内を歩き回らないといけない。おおよその参加人数と、可燃・不燃ごみの数をチェックする。報告書にもなっているはがきに書き込んで投函する。と、間もなくごみ収集車が現れ、指定のごみ集積所に集められたごみ袋を回収していく。まごまごしていると、ごみ袋の数をチェックする前に収集車が来てしまう、といった事態になりかねない。
 
 例年だと作業はこれで終わりとなるのだが、今回は「その後」があった。区の役員さんに連絡して、国道6号の歩道にせり出している民家の木の枝を剪定した=写真。剪定についてはあらかじめ家主に了解をとってある。
 
 キョウチクトウ、イチョウ、ノイバラ、その他。見た目以上に木は長い。それをまた切ったり、折ったりして片づける。小一時間もすると、歩道はすっきりした。なにより見通しがよくなった。住宅地から国道へと車が出やすくなった。これだけでも汗を流したかいがある、というものだ。

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