2014年7月18日金曜日

学生プロレス

 7月13日(日曜日)のアリオスパークフェスで、初めて「学生プロレス」を見た=写真。IMWA、つまりいわき明星大のプロレス同好会のメンバーが出場した。

 物心づいたころは力道山、少し大きくなってからはジャイアント馬場、アントニオ猪木。茶の間に新しく鎮座したテレビが中継するプロレスに夢中になった。社会人になってからも、テレビ観戦は続いた。新日本プロレスが平競輪場の駐車場で興行を打ったときには、たしか会社がPRに協力したので、早い時間から会場へ出かけた。

 試合前のリングでジョージ高野が1人、入念にトレーニングをしていた。しなやかで強靭な筋肉質の若者だった。体が資本のレスラーにとっては、ケガが大敵。それを防ぐためにもふだんのトレーニングが欠かせない。レスラーの強さの秘密がわかったように感じた。

 学生プロレスとはいっても、多くはOBらしい。パフォーマンスにはちがいないが、そこは長年“対戦”してきた間柄だ、真剣に、呼吸を合わせて大技をかけあっていた。本物のレスラーのような体格の選手がいたり、実況アナウンスがあったりと、半分ハラハラしながら楽しんだ。

 リングはしかし、少々欠陥がある。パイプで組み立てた上に木枠を重ねて、マットを敷いたが、木枠が一部、練習中に折れ、本番中にまた折れた。一緒に練習を見ていた建築士が、横木の数が少ないから折れる、と言っていた。ケガを防ぐためにも修正が必要だろう。パイプの数を増やしてもいいのではないか。

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