2015年2月20日金曜日

朝の交通事故

 わが家では、NHKの連続テレビ小説が終わってから、朝ごはんにする。きのう(2月19日)は、マッサンが離婚届を手にしているところで「つづく」になった。重い余韻をひきずっていると、突然、「ププー、ガシャーン」という異音が飛び込んできた。
 事故だ! 外へ出ると、軽自動車が2台、それぞれ向かい側とこちら側の縁石をまたぎ、歩道をふさいで止まっていた。1台は右前部、もう1台も前部が破損している。

 カミサンが119番をかけた。目撃したドライバーから通報が入っていたらしい。救急車がそちらに向かっている、ケガの具合は、年齢は――と聞かれた。固定電話の子機を手に、カミサンが車内で動けずにいる運転手に声をかけた。1人は意識がもうろうとしていた。

 やがて救急車が2台、パトカー2台と事故処理車が到着し、救出・搬送、事故処理が行われた=写真。朝の通学時間が過ぎ、通勤時間も間もなく終わるという時間帯である。警察が来るまで、近所の人が数珠つなぎになった車の誘導をした。
 
 わが家は、片側2車線の広い道路(国道6号)から中に1本入った旧道(浜街道)沿いにある。3・11以来、相双地区からの避難者、原発事故収束、除染のための車などが加わって、国道も旧道も交通量が増えた。前から国道では死亡事故が起きているが、旧道でも軽い事故が絶えない。
 
 2011年9月。お年寄り運転の軽自動車が縁石を乗り越え、歩道を暴走して、電柱に衝突して止まった。2013年1月。同じようにおばあさん運転の車が、コインランドリーから道路に出たと思ったら、反対車線の縁石を乗り越えて歩道をふさぐようにして止まった。いずれもわが家のそばで起きた自損事故だ。小学生の登・下校時間と重ならなかったのが幸いだった。
 
 きのうの事故処理は午前11時前後までかかった。なんとなく気になって、出たり入ったりしているうちに、朝ごはんが昼食兼用になってしまった。けさの新聞には、1人が胸などを強く打って意識不明の重体、1人が首に軽いけが、とあった。正面衝突だった。なぜ、片側1車線の生活道路で?

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