2015年4月25日土曜日

大人の遠足

 きのう(4月24日)の朝、10時前。いわき市平の高久(たかく)側からいわきニュータウンに入ると、いわき明星大と県立いわき公園が向かい合う交差点で小学生の列に出会った=写真。黄、白、赤と帽子の色はいろいろだ。1年生もいれば2年生も、3年生もいるということだろうか。
 1年生は4月6日の入学式から18日目。初めての春の遠足に、クタクタになったのではないか。

 60年前の、小1の遠足を思い出す。町場の小学校から山陰にある川の上流の小学校まで、何キロも歩いた。「まだか、まだか」。子ども心にも疲れてイヤになったのを覚えている。
 
 ニュータウンは広い。いわき公園も広い。歩いてきた方角からみて、ニュータウンの北側にある小学校の子どもたちだろう。交差点側は小高い丘を活用した「児童遊園」で、遊具もそろっている。丘の陰はすり鉢状になっている。底には溜め池がある。そばの広場にはペットOKの応急仮設住宅が建設された。

 ある年の2月下旬、アップダウンの続く公園の遊歩道を巡ったことがある。バードウオッチングには格好のエリアだ。「青い鳥」のモデルとも言われるルリビタキの雄に出合った。溜め池ではオナガガモやコガモなど、見慣れているカモとは別のカモを見た。頭が赤黒く見えた。

 きょうは、午後からいわき地域学會の総会が開かれる。3月末に行政区の総会が開かれた。これからさらに地域の各種団体の総会が続く。頭の中は「ソウカイ・ソウカイ・ソウカイ」だ。

 きょうの総会を終えれば、大型連休中には5月1日の回覧資料(広報いわき)の配布があるだけ。この年齢になればほんとうの「遠足」は無理だが、車による「大人の遠足」はできる。まずは川内村へ行って、「ちゃわん屋の木工展」を見る。

 ついでに、どこか「あぶくまの桜」を見る。15歳でふるさとを離れてからは、「三春の滝桜」と「夏井の千本桜」(小野町)、「小沢の桜」(田村市船引町)しか見ていないのだから。

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