2015年5月4日月曜日

あぶくま行①木工と陶展

「みどりの日」のきょう(5月4日)は、起きると雨模様(雨が降りそうな状態)だ。地域の神社の祭りがある。顔を出さないといけない。せめて日中は降らないでほしい――ごみネットを電柱に縛りながら神様にお願いした。
 今年の大型連休はもったいないほどの好天続き。きのう(5月3日)の日曜日=憲法記念日もそうだった。早起きして隠居のある夏井川渓谷の牛小川へ出かけ、その足で牛小川を起点、川前町の荻を終点とする“スーパー林道”(広域基幹林道上高部線)経由で川内村を巡った。

 上川内の木戸川沿いに志賀林業のログハウスが完成した。そこで、下川内に工房を構える志賀敏広さんが「ちゃわん屋の木工展」を開いている=写真。6日まで。木工作品のほかに、本人と奥さんの志津さん、大学生の娘さんの陶器を展示した。「木工と陶」展だ。

 ログハウスの対岸には、河畔林に隠れて見えないが震災後オープンしたコンビニがある。「かわうちの湯」や「あれこれ市場」、村役場もある。それらの施設の対岸にログハウスができた、といった方がわかりやすいか。

 敏広さんは陶芸家ながら、木工にもかなりの情熱を注いでいる。志賀林業から譲り受けた木材で、庭に置くテーブルセットなどをつくる。そのひとつを昔、わが隠居の庭に据えた。脚を交換して今も使っている。

 木工展と銘打つだけに完成度の高い作品が並んだ。室内用のテーブルからベンチ、イス、郵便受け、大きな箸箱と箸まで、ていねいに、時間をかけて仕上げた様子がうかがえる。イスには引き出しが付いている。滑車の付いたイスもある。座ったまま移動できるので、高齢者やデスクワークの人には向いているかもしれない。

 少し早めに着いたので、夫妻はまだ来ていなかった。カミサンが対岸の「あれこれ市場」へ行きたいという。そのあと、自宅を訪ねた。敏広さんが首都圏から泊まりがけでやって来た人たちと庭であれこれやっていた。志津さんは展覧会場へ出かけたというので、敏広さんと少し話したあと、ログハウスへ戻った。娘さんもいた。

 夏井川渓谷はすでに青葉一色になったが、川内は「木の芽前線」が到着して間もない感じ。山が笑っていた。大型連休に花盛りとなるヤマザクラは散り始めていた。川内にも春は例年より早くやってきた。

 川内からの帰り、5年ぶりにいわき市川前町の「いわきの里鬼ケ城」を訪ねた。途中、「あぶくま」の山里を縫って春の花と初夏の新緑を楽しんだ。

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