2015年8月2日日曜日

室温35度

 エアコンがないので、家の戸と窓を全部開け放っている。クロアゲハが入ってくる=写真。アブラゼミも、ハグロトンボも入ってくる、ということを前に書いた。キイロスズメバチが入ってきたときには、さすがに緊張した。どこに巣があるかはまだわからない。
 去年(2014年)はすぐわかった。東西に台所と居間二つが配された1階部分の三角屋根直下に、空気抜きの塩ビ管が2つ突き出ている。玄関の真上、約4メートルの高さで、その東側の管をスズメバチが忙しそうに出入りしていた。今年もそこかと思ったが、どうも違うらしい。
 
 それはさておき、酷暑の日々が続く。家にいるのがきつい。きのう(8月1日)は午後1時半から、常磐共同ガスで「ガスワンふるさと教室」が開かれた。月1回の文化講座で、3年ぶりに講師を引き受けた。

 8月の担当は初めてだった。1時には会社に着いた。いや、「避暑」を兼ねて早めに出かけた。エアコンが効いている。しゃべるプレッシャーよりエアコンの誘惑がまさった。

 7月後半あたりから、早朝の涼しいうちに仕事を――と思いつつも、朝ドラが始まるころには、室温が30度を超えている。

 それからの連想。赤道に近い国々の人は、たぶん日中はなにもしない、できない。代わりに、夜中、あるいは夜明け前にいろいろやっているのではないか。人間は労働しないではいられない。日中ぐうたらしているなら、夜間に働いているはず。そう思うのだが、実際はどうなんだろう。

 エアコンが作動している世界に身を置くこと3時間。夕方4時に帰宅すると、茶の間の室温は35度だった。カミサンが買い物をしたいというので、これ幸い、と大型店へ涼みを兼ねて出かけた。

 夜が更けても、室温はそんなに下がらなかった。日付が変わるころになっても、30度を超えていた。

 戦後70年、節目の8月。BSプレミアムで夜7時半から、「玉音放送を作った男たち」が放送された。前に、坂本慎一著『玉音放送をプロデュースした男 下村宏』(PHP出版、2010年)を読んでいたので、流れがよくわかった。これが原作だろうと思ったが、それらしい表示はなかった。いや、見落としたか。
 
 玉音放送にからむ話だが、昭和20年8月15日の新聞への「疑問」がここ数年ふくらんでいる。全国紙の社史を読んで了解はしているのだが、今度のドキュメンタリードラマでもチラリとそのワケが描かれていたのだが、いつか自分なりに消化して書いてみたい。
 
 きのうから一泊二日の日程で、近くの小学校体育館と公民館を会場に、「防災サマーキャンプ」が行われている。平地区の小学4~6年生約30人が参加した。朝8時には顔を出さないといけない。けさ6時で室温28度。きょうは、昼前は晴れの予報、暑くなりそうだ。それでも体育館は、家の茶の間よりはいいか。

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