2015年10月2日金曜日

マツタケ採り?の車

 夏井川渓谷の隠居へは、最近、9月12~13日に同級生と一泊飲み会をしたあと、27日早朝、庭の草むしりに出かけただけだ。
 8月後半からの曇雨天が森に眠る菌糸を刺激し、秋キノコが至る所で発生しているはず――。一度、8月末に隠居の対岸へ渡り、真向かいの「木守の滝」周辺を歩いたら、キノコがいっぱい“撮れ”た。

 9月27日、日曜日早朝。隠居の庭で草むしりをしていると、隣の東北電力社宅跡の空き地に車が来て止まった。そのまま動かない。草引きを終え、8時半過ぎに帰ろうとすると、県道にも1台が止まっていた=写真。運転手は森に消えたのだ。

 想像力と感受性の鈍いC級のキノコ採りには、最初、アミタケその他の雑キノコ採りと思われたが、マツタケ狙いにちがいない。これまで聞いてきた話をあてはめれば、A級のマツタケ採りは、朝にはもう下山している。B級のマツタケ採りが、「自分だけのシロ」と思っている場所を目指して、夜が明けてからやって来たのだろう。

 毎年、年末にいわきキノコ同好会の総会・勉強会・懇親会が開かれる。その席で得られた情報などを踏まえ、2011年以降のキノコ(主にマツタケ)と天気と人間の関係をみると――。

 2011年。「キノコが私たちの生活から遠くかけ離れたところに行ってしまった」(冨田武子会長)。発生そのものも少なかった。マツタケのシロを持ちながら、「今年は食べない」と決めた人がいた。他人にシロを知られたくないので、せっせとマツタケを採っては捨てたという。

 2012年。酷暑と少雨(8月)、記録的な残暑(9月)でキノコは不作に違いないと思ったが、10月に入ってからは結構豊作らしい、という話が伝わる。

 2013年。いわき市北部のマツタケは200ベクレル。2011年は70、12年は90ベクレルで、年々高くなっていた。

 2014年。定点観察・採取を続けてわかったこととして、「秋キノコの発生が10日から15日ほど早まっているようだ」(冨田会長)。この年のマツタケもそうだった。シロへ出かけたら既にバクサレ(腐敗し)ていた、という。

 マツタケやコウタケ、マイタケのような高級食菌は、はなから採取をあきらめている。だから、それを採りに来る人がいたとしてもピンとこない。C級キノコ採りのゆえんだ。が、マツタケは9~10月が採取期、ということは、渓谷の集落の住民や同好会仲間の話で承知している。
 
 フェイスブックにも投稿されていたが、阿武隈高地のマツタケは、今年は豊作に違いない。今は非破壊検査でキノコの放射線量を測れるようになった(と、ブログへのコメントで知った)。きのう(10月1日)、近くの神谷公民館へ行ったら、そこでも「非破壊検査」ができる、という張り紙があった。キノコ“採り”を再開するか。

0 件のコメント: