2015年10月26日月曜日

カツ刺しと冷凍バナナ

 きのう(10月25日)の日曜日夕方。いつもの魚屋さんへ行くと、バナナがあった。「また?」「そうです」。今回は6本だけ残っていた。先客がいた。刺し身のほかに、バナナも何本か買って行った。
 ほぼ1カ月前。魚屋さんの店頭に、バナナの入った段ボール箱があった。「なに、これ?」「売ってるんです」。魚類と青果が一緒の市場へ行ったら、「バナナを買ってくれ」と言われたそうだ。一房16本で300円だという。バナナは毎日食べているので、カミサンがすぐさま反応した。1本あたり20円弱。今度もそんなものだった。

 カツオがあればよし、なくてもよし。日曜日はとにかく刺し身――と決めて20年余になる。この1カ月はチリ津波や台風などでカツオ漁船が出漁できずに、サンマその他の刺し身が続いた。「きょうは?」「カツオがあります」。4本仕入れたが3本はダメ。残る1本の4分の1、一筋(ひとすじ)をさばいてもらう。「うまいですよ」というとおりに新鮮で舌が喜んだ。

 たまたま先客の話になった。ご主人が警察官という若い奥さんだった。平日はいつご主人が帰ってくるかわからない。わかっているのは日曜日だけ。で、日曜日は刺し身が多いのだそうだ。わが家と同じではないか。(料理を作らなくてすむ、という点でも、奥さんの精神安定剤になっている?)

 バナナはどうか。若い奥さんは幼いわが子の離乳食にでも使うらしい。わが家では、カミサンが刻んだバナナにヨーグルトをかけて食べる。魚屋の若だんなに教えられて、バナナの皮をむいて切ったものを冷凍=写真=して食べたこともある。今回は、「うちの親は解凍したバナナに牛乳を入れ、スムージーにしている」と教わった。いろいろ食べ方(飲み方)がある。

 干し柿を冷凍して正月に食べる家がある、という話を前に書いた。その延長で、庭の渋柿が熟して甘くなっている今、それを凍らせて食べたらどうだろう。凍っていれば、がぶりとやっても汁がこぼれない。「柿アイス」だ。今度試してみよう。

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