2016年2月24日水曜日

ジンチョウゲ開花

 庭のジンチョウゲの小花が開き始めたのは日曜日(2月21日)。夕方、家に帰ると、赤紫のかたまりのなかにポツリ、ポツリと白い小花が咲いていた=写真。
 ジンチョウゲの開花日を記録しているわけではない。が、記憶では、わが家の庭のジンチョウゲが咲くのは3月も後半に入ってからだ。自分のブログでも確認した。すると、わが家の庭では平年より3週間ほど早く咲きはじめたわけだ。

 スイセンは例年、ジンチョウゲより少し早く咲く。今年もジンチョウゲより1週間ほど開花が早かった。
 
 年末のうちにスイセンのつぼみがふくらみ始めた。この調子ではあっという間に咲くかと思ったが、それからが長かった。寒暖の波が繰り返したこともある。やがてつぼみが大きくなると、それぞれが水平に90度傾いて放射状になった。花が開きかけたなと思ったら、次の日は姿がない。雨と風に花茎が折れて、地面にくっつくようにして咲いていた。いやいや自然は厳しいものだ。

 2月中旬には最高気温が20度を超えた。暖冬でも異常だ。夏井川渓谷の滝のしぶき氷も大きくならなかった。2月も下旬となれば、もう滝は凍らないだろう。7月1日前後に「氷室開き」と称して、オンザロックを楽しむために、滝の氷をかち割って冷蔵庫の冷凍室に入れておく。この冬は氷を取ることができなかった。

 フェイスブックでも、暖冬情報が届く。東京ではもうハクモクレンが咲いたのではないか。半月ほど前につぼみが大きくふくらんだ写真を見た。尋ねたら、平年より1カ月は早いようだった。

 白菜漬けはこの冬、3回つくった。きのう(2月23日)は朝、ありあわせのニンジンとしおれかかった白菜を使って切り漬けにした。桶で漬けてもすぐ表面に産膜酵母が張る。浅漬かりでも古漬けのようになってしまう。それがいやで、3回目の白菜漬けを食べ終わった時点で、一夜漬けに切り替えた。これも一種の「生物季節観測」にはちがいない。

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