2016年11月12日土曜日

福島産サングリア

 震災後、いわき市で5年間、支援活動を展開した国際NGO「シャプラニール」を介して、いろんな人と知り合った。遠くは大阪、大多数は首都圏の人たちだ。シャプラのスタッフのほかに、何人かは「福島リピーター」になった。いわきにも再訪、再々訪している。
 今年(2016年)のゴールデンウイーク前半、シャプラ元スタッフとリピーターの3人が、わが家の「ゲストハウス」に泊まった。そのとき、リピーターのYさんから「桃とさくらの福島サングリアの素」と書かれた小瓶をもらった。ワインかジュースを入れて一~二晩、冷蔵庫に寝かせてから飲むといいらしい。

 サングリア? 「シャングリラ」(チベットあたりにあるとされる「理想郷」)を連想させるカタカナだ。で、先日、たまたま焼酎の「田苑」ゴールドが切れた。そこへ、カミサンが「サングリアの素」の小瓶を持ってきた=写真。中が琥珀色になっている。あとで聞いたら、震災前に知人からもらった「花梨(かりん)酒」だという。
 
 ネットで「サングリア」を調べる。スペインやポルトガルで飲まれる「フレーバードワイン」(香味や風味を加えたワイン)のことだという。

「サングリアの素」の原材料は、甜菜(てんさい)糖、乾燥桃、シナモンスティック、ハイビスカスリーフ、クローブ、レモングラス。桃は福島産だろう。ラベルには三春町の滝桜と水仙。販売者は福島市の「たなつもの」というところだ。「花梨酒」に微妙な味が加わった。

 こういう新商品があるのを知らなかった。震災後の開発なら風評被害対策の一つだろう。自分で好みの「混成酒」に仕上げられる。嗜好品だから、男女や世代、あるいは県内と県外で反応は違う。ネットの口コミで消費が広がるタイプの商品、とみた。

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