2016年12月18日日曜日

ネギの首巻き

 水曜日(12月14日)のNHK「ためしてガッテン!」はネギ特集だった。「あさイチ」でも12月7日にネギを特集したばかり。番組の違いをどう出すのか、興味をもって見た。
「あさイチ」はネギの料理が主だった。「ガッテン」はまあ、ネギの科学と文化史のようなもので、モンゴルの野生ネギとイングランド・ウェールズの巨大ネギには驚いた。人間の背丈ほどの長ネギも登場した。

「ガッテン」から――。大学の名誉教授がモンゴルへ行き、ネギのルーツの野生種を探す。枯れた植物が岩山の中腹にあった。種をこぼしたあとのネギ坊主と葉が残っていた。ついに野生ネギと出合った名誉教授の目には涙が。ウェールズのネギは白根が大根並みに太い。わが「ネギ研究」はまだ極東どまりだと知る。

 ネギには風邪の予防・鎮静作用があるという。東京の多摩動物公園で、冬、チンパンジーに生のネギを食べさせたら風邪の予防・鎮静に効果があった。福岡市動物園がそれをまねてチンパンジーに生ネギを食べさせている様子を、昔、ニュース番組で見たことがある。

 のど風邪がなかなか治らない。常備の風邪薬を日に三度飲んだが、いっこうによくなる気配がない。近所の診療所へ持病の薬をもらいに行ったついでにのどを診てもらい、せき止め・たん切り・抗生剤を処方してもらった。やっと鎮静しつつある。

 それと前後して、阿久津曲がりネギに刻みを入れたのをガーゼにくるんで首に巻いた=写真。今も巻いている。「ガッテン」を一緒に見たカミサンが、昔は風邪をひくとネギを首に巻いたというので、ネギのアリシン効果に期待をかけることにした。首のネギは一日ごとに替え、役目を終えたものはみそ汁に入れて食べる。ネギは根っこもから揚げにできる。無駄なところがない。

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