2017年3月27日月曜日

渓谷の3月は?

 日曜日は夏井川渓谷の隠居で過ごす。2月26日。隠居の庭の木にからまり、伸びて木質化したクズを根元から切断した=写真。それから1カ月、用事があって隠居へは出かけられないでいる。
 3月5日は、在来小豆の「むすめきたか」の話を聞きにいわき市三和町へ。12日は、いわき市美展(写真・陶芸)を見て、アリオスわきの平中央公園で開かれた「いわきねぎを食べ尽くせ!~ねぎが主役になる日~」のイベントをのぞいた。その後、いわき市暮らしの伝承郷へカミサンを送って、また迎えに行った。
 
 19日は、朝から夜までいわき地域学會の決算事務でくたくたになる。きのう、26日は区内会の総会・懇親会・二次会。年度末のあれこれに追われて、渓谷の隠居へ出かけて息抜きをするどころではない。4月に入れば、今度は年度始めのあれこれが待っている。
 
 23日の小学校卒業式から29日の姉の葬儀まで、毎日なにかある。背広にネクタイの日が計5日間。現役のときは忙しいと言ってもやることは毎日変わらなかった。今は日替わりだ。7連チャンはさすがにきつい。
 
 一方で、「適期」を逃せないものがある。先日買った千住系の「いわき葱」(いわき一本太ねぎ)の種は4月10日にまく。生産者である平北白土のネギの“師匠”がそう決めているので、それに従う。今年(2017年)は前日が日曜日。一日早く9日に種をまこうと思っていたら――。
 
 きのう(3月26日)、渓谷の集落のKさんから連絡が入った。9日に「春日様」のお祭りが行われる。渓谷を彩るアカヤシオの花がそのころ、咲き誇るとみているのだろう。その日はプランターを苗床にして土をつくり、自宅に持ち帰って翌10日に「いわき葱」の種をまくことにしよう。
 
 年度末・始めの感慨はゼロ。浮かれて行事をすっぽかしたりするわけにはいかない。原稿と同じく、種まきの「締め切り」も遅らせるわけにはいかない。けさは雨。これから家の前の歩道にごみネットを出す。

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