2017年12月5日火曜日

ふれあい市場・暖暖まつり

 師走最初の日曜日(12月3日)は、朝、いわき市三和町の直売所「ふれあい市場」へ直行し、買い物をしてから夏井川渓谷の隠居で土いじりをした。三和は好間川流域の山里。好間川は下流の市街地・平で夏井川と合流する。隠居のある本流の夏井川とは山を二つはさんで向かい合っている。
 平地の自宅から国道6号・49号バイパスを利用して49号を駆け上がること40分。ふれあい市場では、「暖暖まつり」という“もてなしイベント”が開かれていた。

 まつりとは関係なく、この直売所へ朝一番で白菜を買いに行くことにしていた。フェイスブックで「暖暖まつり」が行われる、けんちん汁(いわき地方では味噌仕立て、いわゆるトン汁)と家庭料理がふるまわれる=写真=と知って、ますますよろしいではないかと、開店時間の9時に合わせて朝ごはんを食べずに出かけた。

 着くとすぐ、おばさんにけんちん汁を勧められる。古代米のご飯もどうぞ、という。立って“朝食”をとっていると、煮しめをつくって持ってきたおばさんがいた。生産者が自慢の一品を持ち寄る、という趣向だった。煮しめは食べそこなった。

 たまたま“朝食”の場で一緒になったおばさんがいる。まちの人だ。種屋さんだった。私も最近、その種屋さんに種を買いに行くようになって知ったのだが、昔からいわき地方の農家とは深いつきあいがあるらしい。生産者とわかるおばさんが女性と顔を合わせるなり、「だんなさんは?」「車にいる」なんて会話をしていた。ふれあい市場には常連が多いらしい。
 
“朝食”を終えたころ、バスが着いた。いわきの「アフターサンシャイン博」ツアーの一行だった。あとでネットで確かめる。いわき観光まちづくりビューローを軸とした同博実行委員会の「いわきのお寺さん『薬師様・弁財天・観音堂』を訪ねる」事業だった。

「薬師様」は閼伽井嶽にある。国道49号からだと、ふれあい市場のかなり手前で山の方へ右折する。少し足を延ばしてふれあい市場で買い物を、という流れだったのだろう。「弁財天」は沿岸部の沼ノ内、「観音堂」は内陸・石森山の石森観音。いわきのヤマ・ハマ・マチを巡るツアーだった。

 平地の6号バイパス入り口では、気温表示計が「5度」だった。三和に入ると「2度」。カミサンがおばさんたちにその話をすると、「気温が上がったんだわ、けさは氷点下3度だったよ」。マチとヤマの、日中のこの寒暖差が甘い白菜をつくる。

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