2018年8月19日日曜日

デジタル地図の奥深さ

ノートパソコンを使ってはいるが、目的はブログ・会議資料・メールの文章入力や「洟をたらした神」の注釈づくり、それに伴う検索がほとんどだ。日中はパソコンにふたをして雑用をこなし、合間に注釈づくりのための資料読みをしている。
ノートパソコンは、持ち運びもできるが重い。それをさらにてのひらサイズにしたのがスマホだろう。文章入力も検索もてのひらで、しかも、いつでもどこでもできる。自分が今いるところ、行きたいところ、だけではない。地図アプリによっては、昔、ここになにがあった、なにがおきた――といった歴史的情報も確かめられる。

きのう(8月18日)午後、いわき市生涯学習プラザでいわき地域学會の市民講座が開かれた=写真上。渡辺剛広幹事が「地図の見方」と題して、ネット(主にスマホ)で利用できる地理院地図のほか、地理情報システムや地図アプリの「ストロリー」「マピラリー」「ひなたGIS」などについて解説した。

彼は私のデジタル師匠でもある。彼がセットアップしてくれたおかげでブログをやり、ツイッターとフェイスブックを利用することができる、パソコンがおかしくなると、すぐ来てもらう。

ときどき、彼が立ち上げたサイト「ABUKUMAPS(アブクマプス)」をのぞき、中に収められている江戸時代の「岩城平城内外一覧図」を拡大して遊ぶ。アナログの地図では小さくてわからない文字や絵が細部まで読み取れる。

掘割に架かる橋は、場所によっては太鼓状になっている。その形状から、掘割は舟運にも利用されていたのでは、といった推測が可能になる。久保町にあるカミサンの実家の場所には、当時、「権兵衛」という人間が住んでいた。権兵衛さんはなにをして暮らしていたのだろう。
 
地理院地図の存在も彼に教えられた。が、その利用は山や川の位置関係、標高の確認程度にとどまっている。

デジタル化された地図の世界は奥深い。陰影のついた地図から、たとえば好間川のV字谷の様子がわかり、小名浜にあった前方後円墳の形=写真左=が浮かび上がる。地震や津波、水害などの過去情報も地図化することで、人の生命・財産を守る一助になる――。市民講座では、そうした地図の使い方、古地図と現在の地図を比較する仕組みなども紹介した。

教えられないとわからない情報がネットにはいっぱいある。が、年寄りにはそれを見にいく技術がない。こういう講座の必要性を痛感した。

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