2018年9月4日火曜日

夜明けのサギのねぐら

 日曜日(9月2日)は、地区市民体育祭があって夏井川渓谷の隠居へは行けなかった。翌3日のきのうが一日遅れの“マイ日曜日”になった。未明、ライトをつけて隠居へ車を走らせた。
 曇天だが、だんだん東の空が明るくなる。山の稜線もはっきりしてきた5時ごろ、小川町上平(うわだいら)地内の夏井川でシラサギのねぐらに出合った=写真上。川岸の竹林に14羽いた。集団ねぐらとしては小さい。くちばしが黄色いからダイサギだろう。これも私のなかでは「三文の徳」に入る。

 隠居へはキュウリを摘みに行った。4月末に種屋からポット苗2本を買って植えた。7月下旬、台風12号の影響による風でビニールひもでつくった棚が切れ、葉が裏返しになった。それを修復したあとは順調に育った。

 実が生(な)り始めてからは、日曜日のほかに週半ばの水、ないし木曜日にも出かける。でないと、キュウリが肥大してヘチマのようになる。先週は日曜日のあと、水曜日(8月29日)に中くらいのを6本摘んだ。きのうは日曜日より一日遅れだったこともあって、大3本、普通5本の8本がぶら下がっていた=写真下。
9月に入るとさすがに苗も疲れてきたようだ。葉の傷みが早くなったが、あと2回くらいはまともな形のキュウリが採れそうだ。値段が高いだけのことはある。

 シラサギの話に戻る。朝晩、夏井川の堤防を散歩していたときには、どこにねぐらがあるかはすぐわかった。10年前の2008年には、国道6号バイパス(現国道6号)の夏井川橋上流の右岸竹林がそうだった。

 ねぐら入りの様子はこうだ。数羽、あるいは十数羽が現れたかと思うと、急にキリモミ状態になりながら舞い降りる。8月になって数が増え始め、中旬には200羽を超えた。

 きのうは夕方、街で会議があるカミサンのアッシー君をしたあと、夏井川の堤防経由で帰った。早朝、小川でサギのねぐらに出合ったことから、わが生活圏内にあるはずのねぐらを思い出し、それを確かめることにしたのだった。

今は夏井川橋下流直下右岸の竹と広葉樹の混交林がねぐらになっていた。夕方5時半現在で数は20羽ほど。暗くなるまで待ったら、もっと増えたかもしれない。サギたちも絶えず安心できる居場所を探し求めているのだろう。

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