2018年11月7日水曜日

足をけがしたコハクチョウ

 最近は普通のカメラのほかに、300ミリ望遠レンズ付きのカメラを車に持ち込んで移動する。夏井川にハクチョウが飛来した。あれだけの大きさだ。人間嫌いなのに、人間とつかず離れず生きているスズメよりは撮りやすい。それだけの理由で街からの行き帰り、夏井川の堤防を通って、ハクチョウがいればカメラを向ける。
 会津の猪苗代湖、あるいは中通り・福島市の阿武隈川にハクチョウが飛来すると、1週間~10日後には阿武隈の山々を越えて浜通り南部のいわきへやって来る。

今年(2018年)は10月9日、猪苗代湖に初飛来した。それから10日後、いわき市の夏井川に3カ所ある越冬地の最上流、小川町・三島で翼を休めているハクチョウを見た。野鳥の会に入っている知人は、日曜日(10月14日)に平で空飛ぶハクチョウの群れを目撃した。それが初飛来ということになる。

わが生活圏の平・塩~中神谷では、少し遅れて10月22日に飛来を確認した。11月に入ると落ち着いたのだろう、12羽のコハクチョウが姿を見せるようになった。つがいと子ども合わせて4~5羽が一単位のようだから、3家族の群れだろうか。そのグループに誘われるように、おととい(11月5日)午後3時過ぎには、50羽前後が川の中州や浅瀬にちらばっていた。

きのうは午前11時ごろ、12羽が休んでいた。座りこんだ1羽と幼鳥2羽を除けば、9羽が一本足で昼寝の最中だった。

へたりこんでいた1羽が立ち上がる。と、歩くたびに体が左に傾く。ほかの仲間が片足を翼に隠しているのに、彼(あるいは彼女)は両足のままだ=写真。左足をけがしていて、上げられないのか。どこでけがをしたのだろう。シベリアは生まれ故郷、白夜のツンドラで? 渡りの途中のサハリン(樺太)で? 北海道のクッチャロ湖で?

送電線に触れて翼を折り、「ハクチョウおじさん」に何年もえさをもらって過ごし、最後はどこかへ姿を消したハクチョウがいる。それ以来の傷病ハクチョウだ。足のけがは何が原因か。翼は大丈夫なようだから飛べるだろうが、離・着水はどうか。彼(あるいは彼女)から目が離せなくなった。

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