2020年1月15日水曜日

スポーツ新聞を買う

 小4の下の孫が所属するサッカーチームが優勝した。「スポニチに載っている」というので、きのう(1月14日)朝、近所のコンビニへ新聞を買いに行った。
 1面は、マレーシアで交通事故に遭い、けがをしたバドミントンの桃田賢斗選手の記事。「金最有力 バド男子エースに災厄」「桃田 死傷事故」。スポーツ新聞独特のカラー見出しが躍る=写真。

前日、テレビのニュースで事故があったことは承知していた。東京五輪出場と金メダルが確実視されている選手、というだけではない。福島県民にとっては、半分ふるさとの選手だ。香川県生まれだが、中学・高校といわき市の隣の双葉郡(富岡町)で過ごした。

富岡高校のバドミントン部はトップアスリート系列運動部の一つ。同校が休校した今は、ふたば未来学園高校(広野町)がそれを引き継いでいる。

 桃田選手は一時、やんちゃなことをして出場停止処分を受けたが、復活後は世界のトップアスリートとして活躍している。茶髪から黒髪に戻り、それを維持していることが本人の覚悟を表している。

 その桃田選手がまさかの交通事故だ。マレーシアの国際大会で優勝し、帰国するために空港へ向かう途中、乗っていたワゴンが大型トラックに追突した。運転手が亡くなり、桃田選手とコーチ、トレーナーがけがをした。

去年(2019年)3月、シャプラニール=市民による海外協力の会主催で、「みんなでいわきツアー」が行われた。そのときのことを思い出す。

2日目は富岡町視察だった。一行は、桜並木で知られる夜ノ森地区を見たあと、JR常磐線富岡駅前へ移動した。そこで一行と合流し、丘の上の富岡高校などを見た。同校には道路沿いの柵の内側に「祝 平成22年度全国高等学校総合体育大会出場 学校対抗バドミントン部男子・女子……」など10枚の掲示板が残っていた。なかに「桃田賢斗」の名が二つ――。

 スポーツ選手にけがは付き物だ。中学校の2年か3年のとき、バレーボール部員だったが、臨時に陸上競技の選手になった。ハードルの練習をやりすぎて、右太ももが肉離れを起こした。

 息子も高校のときにラグビーの練習中、膝の靭帯が切れて入院したり、下の孫も何年か前、跳びはねて手首を骨折したり……。下の孫は運動神経を過信して、少しやりすぎのところがある。

 金曜日の夕方には、下の孫をサッカーの練習場へ送っていく。先週、家に行くと、「きょうは休み」という。聞けば、年明けすぐの試合で相手とぶつかり、足を痛めた。骨折こそしなかったものの、腫れが残っている。内出血のあとも痛々しい。それでも、この連休に行われた試合には出場したようだ。

 スポニチの裏1面は「福島版」。左肩に「第42回U-11サッカー大会最終日」(13日、いわき市、新舞子フットボール場)の結果と記事が載っていた。3グループに分かれて競った。孫が出たのは第1グループ。優勝チームの写真のなかにいた。「得点者」3人のなかにも名前があった。あんなに足が腫れていたのに……。フル出場ではなく、途中から、あるいは途中までの出場だったか(あとでユーチューブを見たら、フル出場だった)

 桃田選手は全身打撲のけがだったが、3月中旬の実戦復帰を目指すという。孫もけががいえたわけはないが、試合に出られる元気は残っていた。無事これ名馬――老爺(や)心ながら、そんな言葉が頭をよぎる。

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