2020年7月3日金曜日

西洋野菜の食べ方

 お福分けが続く。アーティチョークを届けてくれた後輩が、今度はズッキーニを持ってきた。
 野菜といえばキュウリ、白菜、大根、カブ、ジャガイモなどが、わが家の定番。アーティチョークやズッキーニなどの西洋野菜は、まず食べたことがない。食べようと思ったこともない。しかし、海外生活を経験すると、向こうの野菜がなじむのだろう。手に入ったからには、どうしたらおいしく食べられるかを考える。

ネットで検索し、調理法を頭に入れて、アーティチョークの皮のとげを切ってゆで、さらに皮をむいて花托(かたく)を取り出して食べた。イモのようにホクホクした食感だった。

12年前、アーティチョークの苗をもらい、夏井川渓谷の隠居の菜園に植えたことがある。つぼみができたら、それを採って食べるつもりだったが、タイミングがずれて花が咲いてしまった。アザミに似た紫色のきれいな花だった。

その花をまた見たい。1個だけ残して花瓶に差した。後輩が届けてくれたのは6月12日。それから2週間が過ぎて花が咲き始め、7月に入った今は淡い紫色の管状花(かんじょうか)の集合体になった=写真上1。12年前の写真からすると、花はもっと大きくふくらむはずだ。

ズッキーニは、見た目はキュウリに似ている。食べ方も同じだろうと早合点して、まずは糠漬けにした。食べられないわけではない。が、どうもしっくりこない。カボチャを糠漬けにしたことがある。そのときの食感に近い。あるいはナスの舌ざわりに似るか。
次は輪切りにして油炒めにした(ここからはカミサンに頼んだ)。なんとか食べられるが、まだしっくりこない。そうこうしているうちに、フェイスブックで道の駅よつくら港にズッキーニが入荷した、みそ炒めがいい、とあったので、すぐまねをした=写真上2。油みそがからまって、確かにうまかった。

キュウリもズッキーニもウリ科の野菜だ。しかし、キュウリは「ウリ科キュウリ属」、ズッキーニは「ウリ科カボチャ属」。やはり、食べ方が異なる。さらに、テレビを見ていたら、修験の世界でも一般参加者がズッキーニのてんぷらを食べていた。カボチャのてんぷらはホクホクして甘い。その仲間のズッキーニだ。今度手に入ったらてんぷらにしよう。カミサンも同意した。

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