2014年7月10日木曜日

雨の中の“お迎え”

 きのう(7月9日)、親が仕事で家を留守にしたため、初めて小1の孫を迎えに行った。待ち合わせ場所は通学路の途中にあるカレー料理店の前。
 
 あいにくの雨だ。ざっと200メートル先、子どもたちが利用する国道6号の歩道橋を見続けるが、予定の下校時間(午後2時15分ごろ)になっても姿を現さない。たたきつける雨でズボンのすそがぬれはじめたころ、やっと歩道橋に雨傘が見えた。大人が1人、黄色い帽子をかぶった1年生が5人、階段を下りてきた=写真。

 台風8号の影響で梅雨前線が刺激され、日本海の佐渡方面から太平洋のいわき方面へと次々に雨雲がわいてくる。それで、朝から降ったりやんだりを繰り返していた。雷も鳴った。さいわい風はなかった。
 
 孫を車に乗せてわが家へ帰る途中の会話。引率の先生は?「教頭先生」。最後に別れた女の子とは「いつも2人で帰る」という。
 
 わが家に着くとすぐ、ランドセルから連絡帳その他を出して宿題を始めた。カミサンが「待ってました」とばかりに、おやつを用意して、そばにつきっきりになる。
 
 連絡帳をパラパラやると、「さんぷり」とか「こくぷり」とかいう文字が目に入った。宿題のプリントのことだという。連絡帳の最初の方にはちゃんと「さんすうぷりんと」「こくごぷりんと」と書いてある。
 
 なるほど、入学から3カ月、子どもも学校生活に慣れてきたころだ。省略語でも通じると判断したのだろう。新聞だって、しょっちゅう省略語を生んでいる。「第3セクター」が「3セク」に短縮され、「パーソナルコンピューター」が「パソコン」に縮まったように。サ・ン・プ・リも、コ・ク・プ・リも、パ・ソ・コ・ンと同じ4音。落ち着きがいい。
 
 もうひとつ、きのうのブログの続きになるが――。「ホールボデイカウンタは……」と言うと、間、髪をいれずに「やった、ずっと前に」。「あの大きなトラックのような車で?」「うん」。いやはや、こんな会話が成り立つとは……。初めての「学童保育」は楽しくもあり、重くもあり、だった。

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