書店がいつもの年より早めに並べたのか。それとも、たまたま私がその時期に書店へ行くことがなかったからか。
10月初めだった。ラトブのヤマニ書房へ行ったら、新年(2027年)用の手帳がいっぱい平積みされていた。
現職のときは年の終わりに会社から「新聞手帳」(日本新聞協会発行)が支給された。やめてからは毎年、暮れにいろんな手帳の中から1冊を選んで使ってきた。
それがいつのころからか、「手帳は高橋」の「ニューダイアリー1」=写真=に絞って買うようになった。
ほかの手帳と違って、革カバーの角2カ所が金具で補強されている。それで使い込んでもほつれない。今度もそれを選んだ。
スマホを使いこなしている人は、スマホの機能を利用してスケジュールを管理する。手帳要らず、である。
しかし、私は昔から手帳に予定を記入し、それをチェックして一日のスケジュールを組み立てる。
気になる言葉はネットで確かめ、情報も集める、ブログも日曜日以外は毎日、ネットにアップする。デジタルに無縁ではないが、気持ちはずっとアナログだ。
暮らしの「起点」となるのが胸のポケット、ないしはズボンの後ろのポケットに入る手帳で、例年、11月下旬から12月上旬に購入する。これを今年は10月早々に手に入れた。それで、冒頭のような感慨を抱いた。
手帳がないと「仕事」にならない。会議や講習会、飲み会や家の用事など、手帳の書き込みを見ながら、その日の予定を組みたてる。
いつだったか、同日同時刻のイベントが2つあって、直前になってかち合っていることに気づき、慌てて調整をしたことがある。手帳を見ずに引き受けたのが原因だった。
ダブルブッキングだけではない。手帳に書いても忘れることがある。それもあるので、とにかく毎日、手帳をチェックする。手帳の第一の目的がこれである。
図書館の利用カードなどもカバーの内側の切れ込みに差し込んでおく(キャッシュカードは持っていない)。とにかく便利にできている。
ただし、手帳のほかに月替わりのカレンダーにも予定を書き込む。こちらはカミサンの用事とだぶらないようにするためだ。
カミサンは月に1回、「女子会」(昼食会)に出かける。ほかに、来客などの予定が入る。アッシー君を務めることも多い。しかし、そこまではなかなか気が回らない。しょっちゅう催促されて書き込む。
外出から戻ると、手帳はこたつの上に置く。去年の手帳も置いてある。1年の流れはそう変わらない。先々の予定を組むときの参考にする。
今はそこに新年の手帳が加わった。3冊が段になっている。新しい1月の予定が入り始めた。それを新年の手帳に書き込む。
あわただしい年の瀬がきて、新年を迎えると、また新しい手帳と古い手帳の2冊だけになる。
新しい手帳を手に入れると寒い季節になる。いや、もうなった。関東以西では先日、「木枯らし1号」が吹いた。いわきも寒風が吹き荒れた。29日も寒かった。