日曜日の晩は刺し身で一杯と決めている。4月12日はこれを控えた。翌日の朝、病院で定期検査があったからだ。
晩酌も生カツオの刺し身もない。となれば、ご飯と少量のおかずをつついて終わり、である。簡単なものだ。記者時代の早飯食いが癖になっていて、なんとも味気ない。
検査の結果は現状維持ということで、夕方、北の方へカツオの刺し身を買いに行った。
いわきにも鹿児島産の生カツオが入り、ちょっと前から魚屋を巡って、トレイの刺し身、あるいは柵を買って食べるようになった。
月曜日にカツ刺しを買うのは、最近では初めてだ。目指す魚屋は休みだった。日曜日には店を開けているから、翌月曜日が定休日なのだろう。しかたない、別のところから生カツオの刺し身を買って来た。
日曜日に刺し身をつつくようになって、もう何十年にもなる。この日の晩は、カミサンが台所仕事から解放される。それも含めて、いわきらしいといえば、いわきらしい晩酌の楽しみ方ではある。
毎晩、焼酎をなめながらブログの原稿の下書きをつくる。特に日曜日は刺し身があるので、ゆったりした気分になってあれこれ考える。
このごろはどういうわけか、朝にアップする原稿を2~3本は用意できるようになった。
チビリチビリやっているうちに下書きが2本できることがある。これを、朝食をはさんで10時前には原稿に仕上げる。
日中、急に用事が入って原稿をつくれないことがある。ストックがあるから慌てることはない。
早寝早起きになって、未明の4時にはもう目が覚める。それからが長いので、起きたらすぐブログの原稿づくりに精を出す、ということが増えた。それも関係している。
日中の会議や集まりなどを除いて、自分の予定はこの「朝活」であらかたすませることが習いになった。
おっと脱線した。カツ刺しの話である。行きつけの店があったころは、4月でもマイ皿に25切れくらいは盛ってもらった。
それが、売っているのは細長いトレイに10切ればかり、というのがほとんどだ。月曜日に買いに行ったところには、たまたま柵もなかった。
10切れのトレイを買った。まさか月曜日だから、というわけではないだろうが、味がイマイチだった。半分が生臭かった。
その半月前、最近ではめったにないことだが、家で酒盛りをした。若い仲間が地元小名浜の魚屋から刺し身の盛り合わせを買って来た=写真。こちらは「金曜日の刺し身」である。
生のカツオも少し入っていた。小名浜の魚屋のカツオを、ほんとうに久しぶりに食べた。小名浜というだけで舌が喜んだ。
刺し身は魚の鮮度がいのち。味が落ちると、晩酌の量も減る。金曜日は逆に少し飲み過ぎた。金曜日と月曜日では刺し身の鮮度が違うのだろうか。