日曜日は午後3時を過ぎると、ドライブを兼ねて四倉へ刺し身を買いに行く。月遅れ盆が明けた8月16日は、町の魚屋さんが遅い盆休みに入ったので、ほかの買い物と併せてスーパーへ出かけた。
行きも帰りも旧道(浜街道)を利用した。草野を過ぎて四倉の狐塚に入ると、水田の先に桐の木が立っている。
一面の緑色と桐の木の組み合わせがおもしろくて、車を止めて眺めたり、写真を撮ったりする。
今度も後続車両と対向車両がないのを確かめてチラッと目をやったら、「あれっ! なんだ!」。
桐の木が幹の途中から折れている=写真上1。あの台風15号(8月11~12日)の暴風にやられたか。
平では11日、雨はほとんど降らなかったが、北からの風が吹き荒れた。この日午後5時過ぎには、小名浜で瞬間最大風速25.8メートルを記録した。一時、3千戸が停電したが、これは順次解消された。
この日の雨量は山間地の川前で65.5ミリ、三和で52.5ミリ、平地の平では6.0ミリ、好間は4.0ミリだった。
台風15号そのものが異例のコースをたどった。東の太平洋からやって来て、夜8時ごろ、茨城県に上陸した。
この暴風の影響で、いわき市役所近くの童子町公園(平)では大木が折れた。波立海水浴場では監視塔の屋根と壁が壊れ、結局、解体・撤去された。
以上はメディアで知ったいわきの暴風被害だが、狐塚の桐の木も折損状況からみるとそうだったのだろう。
その2日後の18日、いわき駅前へ行く途中、祢宜町広場のそばを通ったら、いわきPIT側にある公園木が1本、根元から折れているのに気づいた=写真上2。これも、11日の暴風で倒れたのかもしれない。
台風15号のあと、今度は千葉を線状降水帯が襲った。内水はんらんで都市部の道路が冠水し、車両が2千7百台もエンスト・放置された。
こんなことは想定外だった。想像もしなかった。これからはしかし、過去の被害を越えた被害が起きる、それが何度も起きる、と覚悟しないといけないようだ。