新年度がスタートした4月1日午後。平のマチへ行くと、本町通りにパトカーが止まっていた。
事故?ではない。 パトカーの乗務員が歩道に寄って自転車の男性に何やら話をしていた。そうだ、この日から自転車にも「青切符」が導入されたのだ。
翌日の新聞が新制度スタートの記事を載せていた=写真。自転車による信号無視、一時不停止、スマホや携帯電話の使用(ながら運転)、傘差し運転、通行区分違反などで青切符が交付されるという。
車のドライバーは、自転車が前を走っていたり、前からやって来たりすると、にわかに緊張する。
わが生活圏ではアジア系の外国人が自転車で行き来することが多い。あるとき、こんなことがあった。ブログに書いたヒヤリハットを要約・再掲する。
――国道に架かる橋のたもとを左折して道を下り、別のところから堤防へ出ようとしたとき、橋上の歩道をそのまま走ってきた自転車が、安全も確かめずに車の直前を横切った。
左折しかかっていたので、ブレーキをかけなければ自転車ごと女性をはねていたことだろう。
まっすぐ横切るかもしれない。恐れた通りに、何のためらいもなく目の前を直進した。
これが初めてではない。やはり国道から同じ交差路を左折し、夏井川の堤防を利用して、住宅が密集する路地からわが家のある旧道(幹線道路)へ出ようとしたとき。
左側は民家の生け垣になっていて見通しが悪い。車は標識に従って、少し開けて一時停止をした。
するとすぐ、生け垣の角から外国人の乗った自転車がブレーキをかけずに突っ込んできた。
こちらは止まったままだ。自転車の外国人もびっくりしたのだろう。衝突を避けるためにブレーキをかけながら転倒した。
けがはなかったようだ。「スミマセン」。立ち上がって脇を通り過ぎながら、日本語で謝った――。
外国人に限らない。日本の若者や老人も道交法にはうといのか、「マイルール」で自転車を運転しがちだ。
それで思い出すのは、デンマークの自転車専用レーンだ。コペンハーゲン市で朝、歩道と車道の間にある専用レーンを自転車が列をなして走っているのに驚いた記憶がある。
日本の道路事情では自転車専用レーンの設置は厳しいかもしれないが、検討すべき課題ではあるだろう。
しかし、なんといっても危ないのは車である。4月3日の早朝、カミサンを通りの奥の接骨院へ送り届け、道路へ戻ろうとしたら、右から車がやって来る。少し距離があるので対向車線に出てしまおうかと思ったが、バックして通り過ぎるのを待った。
これがよかった。車の陰になって見えなかったが、別の車が対向車線にはみ出して追い越しをかけていた。飛び出していたら衝突していたかもしれない。
どこに事故の誘因がひそんでいるかわからない。久しぶりのヒヤリハットだった。それを思い浮かべて、ときどき反省している。