2013年9月17日火曜日

庭木がポッキリ

わが家の生け垣のマサキにまじって枝葉をのばしていたムクゲがきのう(9月16日)、ポッキリ折れた=写真

台風一過の夕方、車で出かけようと庭へ出たら、市道へ通じる取り付け道路と庭の境をムクゲがふさいでいる。まるでガレージのフェンスではないか。これでは車を出せない。すぐさまノコギリで枝を細断し、樹皮一枚でつながっていた幹を切って庭の隅に片づけた。

ムクゲは高さが3メートルはあっただろうか。見上げているぶんにはそんなに大きいとは思えなかったのが、横倒しになってみるとボリュームがある。こずえの方から何回もノコを入れて切り刻んだ。幹は一升瓶くらいの太さがあった。

きのうは早朝、車で夏井川の様子を見に行った。それから夕方まで家にこもっていた。時折、雨がたたきつけ、風がガラス戸を揺することはあったが、幹が折れるほどの“突風”が吹いたとは感じなかった。

幹は根元から50センチくらいのところで折れた。内部が空洞になっていた。今年は葉の茂りが悪く、花の付きもよくなかった。いのちが尽きようとしていたのか。隣家にかかることもなく、奥の家の車が出入りすることもなかったのが、不幸中の幸いだった。

わが家の被害はこの程度ですんだが、日本列島では3・11後も被災者が増え続けている。大雨、洪水、竜巻、土砂崩れ……。きのうもテレビが朝から各地の惨状を伝えた。特に、7月中旬に訪れた京都のまちなか、そして嵐山の水害には胸が痛んだ。

「数十年に一度の大雨となるおそれが大きい」ために、滋賀・京都・福井の3府県に特別警報が発表された。日本の自然もまた地球温暖化で凶暴さを増してきた。いわきを竜巻が襲ったら……。それだけを心配して過ごした9月16日、敬老の日だった。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

台風時期、よくお年寄りが事故に巻き込まれます。

川に流されたり、側溝に落ちたりと痛ましい事故を聞きます。

水田が気になったり、農作物が心配でも危険には近づかないでほしい。

お年寄りは足元が鈍るし、水かさが急に増して突風が吹いてとっさの判断ができない(若者でも同じだと思う)

増水した川の土手で転んで滑ってドボンになったらおしまいです。

見回りに行くのを少しだけ我慢してください。