テレビは、日本列島が暑い、暑いと言っているが、いわきの人間にはどうもピンとこない。晴れて暑くなったかと思えば、たちまち曇って冷気がしのび寄る。天候が落ち着かない。
日曜日(5月12日)がそうだった。雨上がり、晴れてさわやかな朝を迎えた。夏井川渓谷にある無量庵から自宅のある平野部へ下りてくると、田んぼからうっすらと水蒸気が立ちのぼり、背後の家並みもガスに包まれていた=写真。
大型連休の一日、地元の祭りの式典に参加した。晴れて祭り日和になったのはいいが、風が冷たい。1時間ほど拝殿のなかにいたら、鼻水が垂れた。
ブレザーは夏物に替えたが、ワイシャツはまだ冬物だ。それで、街へ出かければ汗がにじみ、家に戻ってブレザーを脱げば一枚羽織りたくなる。ストーブも、こたつもまだ片づけられない。このところ何日かおきに灯油買いが続いている。人に会えば不順な天気の話になる。
田植えが遅れ気味のようだ。大型連休が終われば「神谷(かべや)耕土」は一面の青田――が例年の光景だが、まだ水を張っただけの田んぼもある。冷気が影響しているのだろうか。
きょうは朝から晴れ、小名浜でも19度まで気温が上がりそうだという。内陸の平では20度を超えるか。熱中症にならない程度に一度たっぷり汗をかいてみたい。
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